国会の政権追及に思う
野党の質問攻めは現政権打倒狙いだけじゃないのか?というふうに感じる。10年前の民主党政権の時代は清廉潔白だったのか?
現下の接待問題は昨日や今日始まったわけではなかろう。民主党政権下の政府職員、今でもまだ、生存や現職の職員だっているだろう。攻めるんなら、当然、あってはいけないことなんだから深くやらないと変わらないと思う。国家の基本、なぜ一部にしても上級公務員が「当たり前」にしているのか・・・という気持ちは僕にもある。
あの女性の一瞬ピンボケ感のある「私お酒断らない女」のくだり、あれだって、その前段、後段があるんだろうが、抜粋だけして、こき下ろすのに使った映像じゃないのか?どこが提供元か知らないが、国民の中にはかわいそうと思う人間も出てくる。確かに、彼女、一般社会ずれしてるのかも知れないが、男女同権の問題が収束しかけているのに、国民の前で血祭りにしてしまう野党。次回選挙でどんな効果が出るんだろう。それを正義とみる国民が多いのだろうか?
現代の若者、車は購入が減ってるし、職場でも上司の顔見ながらの酒を飲んだりするのをあまり好まないようだと聞く、酒で上下の関係、いわゆるコミュニケーションを図るのが美徳とされた何十年か前とは変貌している。彼女の年代からして、その辺の職場環境にあえて抵抗したときの映像じゃないかと思わず感じた。
そんな飲むことを仕事の人間関係に生かそうというのが少なくとも20年以上も前ならあった。自分も東京に研修10日間の滞在、班長を命ぜられていたが、夜はそれこそ、酒を交わしながらお互いを理解・・・という風潮が強く、酒を飲みたくない自分は部屋に残ったが、都の研修管理者に呼び出しを食らった。みんながやっているのに、班長がなぜ??というお叱りなのだ。
ひょっとしたら、研修評価では、問題有りの評点を付けられたかも知れない。いずれにしてもそんな雰囲気のあった時代だった。彼女の場合もそんな流れじゃないかと思える。でも、僕の問題のあった時期と比べると、今は、若い人達にそんなこと言うと嫌われるんじゃないか?という時代になっている。
もう一つ、どうしても言いたいこと。それは野党は尖閣の問題について全く触れていないのじゃないか?ひょっとして、国民全員が一瞬のうちに蒸発してしまうかもわからない危険性をはらんでいるというのに・・・・。
どうして、政府を攻めない。自分たちの精神根拠で。
「政府は何をしてるんだ。もっと防衛力を強化せよ」の主調か、「あんな島、日本の将来考えたら、持っていたら危険だから、やれ」とかどちらかの主調になる。そんな大きな問題には一切触れず政権ひっくりかえす努力しかしていないようにみえる。なぜ、触れない??? ネクタイ締めて口答えできない人間ばかりに対し脚元からひっくり返すことしか考えない人間たち。
民間放送だって、尖閣に関する問題はあまりというか、ほとんど触れていないのじゃないか。今は、スマホ世代が中心になっている社会、情報は自由に流れている。Buzz なんかはほんと、どこからそんな情報得ているんだという情報まで流している。全部が正しいとも言えない。死んでないのに、死んだとか・・・間違っていたこともある。でも、視聴率というか、若い人たちは、かなり、buzzやyoutubeがとり上げている報道を見てる。その上、ニュース切れの時はスポーツ女性の魅力的な映像流してるし、若者の心もつかんでるから、かなり視聴者が多い、つまり、テレビ報道が流さなくてもいろんなことを見聞きしてる。しかし、真実かどうか、正しい報道なのか明らかにするためにも民間報道で正式にとり上げることは必要だと思う。とり上げない理由を明確に知りたい。
NHKはそれでも、お昼のニュースで尖閣の現状をしばしば取り上げている。民間放送は何故?
視聴率の低い衛星放送ではかなり時間かけて尖閣についての報道番組を制作しているが、視聴率の高い地上波放送でも取り上げるべきだと僕は感じる。最近は祝日などニュースが流れない。熱意の問題もあるんだろう。働き方改革だとでも言うんだろうか?それとも、国民をあおらないため?
というより、「どこかから懐柔されてるんと違うか?」という内容の報道を流してるのがあるが、それを信じたくもなる。
まあ、あまりえげつない追及はテレビ見ていて腹が立つ。効果のある攻め方は、たとえば、「子供たちが今コロナで耐え忍んでいるのに、なぜ大人が会食を・・・・」と追及した女性議員。あれには政権筋も動かされたし、僕もつくづくそう感じ、強い共感を覚えた。野党にも良識を持った人がいるんだとさへ思ったものだ。