禪院直哉に再登場の兆し!呪術師は死後呪いに転ずる?
フィジカルギフテッドとして覚醒した真希と禪院家前党首・禪院直哉の戦いは、投射呪法を読み切った真希に軍配が上がった。
顔面を潰されてなお一命を取り留めた直哉だが、真希の母によって背中を刺されトドメを刺されてしまう。
今回は、死んだと思われている禪院直哉が本編に再登場すると考察する理由について紐解いていく。
1.呪術師は死後呪いに転ずる
基本的に、呪術師から呪霊が生まれることはないとされている。
これは、呪力のコントロールができる呪術師は非術師と違い呪力が身体の中を廻るため、呪霊の発生源となる呪力(負のエネルギー)の漏れ出しが極端に少ないことによる。
ただし例外はあり、加茂憲紀がこんな発言をしている。
「死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺します」
楽巌寺学長から虎杖抹殺の命を受けた際の発言だが、このことから "呪術師は呪力で殺さないと呪霊に成る可能性がある" ということがわかる。
これを念頭に直哉の最期に注目してみる。
…
2.禪院直哉は"刺殺"された
真希から受けたダメージは甚大だったものの、なんとか生きながらえた直哉は、背後から来た真希の母に包丁で背中を刺されてしまう。
この後、本編に禪院直哉は登場していない。
これがトドメとなり死んだとすれば、直哉は "呪力によって殺されていない" ということになり、呪術師が呪霊に転ずる条件を満たしていることになる。
…
真希の母が包丁に呪力を込めていた可能性もゼロではないが、限りなく低いと考えて良いだろう。
直哉の死に際、真希へ向けられた憎悪などからも、呪霊と成り再度真希の前に現れる可能性は非常に高いと予想される。
禪院家が御三家からの除名を保留にされている件や、秤が死滅回遊の平定後に禪院家を利用しようとしていることなど、まだまだ禪院家にまつわる問題は山積みである。
直哉もまた禪院家に混沌を巻き起こす嵐の一つとなりえるのだろうか。
ー 玉ねぎ火山 ー
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