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憂憂の術式は〇〇だった!?能力の全貌を徹底考察!

黒鳥操術の使い手で一級術師の冥冥を「お姉様」と慕い、戦いのサポートなどを行う実弟・憂憂。

渋谷事変編で初登場したが、その能力の全貌は未だ明かされていない。

今回は、戦いにおける憂憂の役割と、過去の伏線から謎に包まれたその術式について考察していく。

1.憂憂の役割は領域対策

憂憂が初めて能力を使用したのは、羂索が呪霊操術で呼び出した疱瘡婆ほうそうばばあとの戦いである。

冥冥が疱瘡婆の領域展開により追い込まれる中、憂憂の "シン・陰流「簡易領域」" によって術式の必中効果を中和し、最後は冥冥の神風バードストライクにより勝利に至る。

呪術廻戦/芥見下々 集英社

これにより憂憂が簡易領域使いであることがわかり、冥冥の「憂憂の役割は領域対策」という言葉から、戦いにおいてのメインは攻撃ではなくサポートであることがわかる。

以上が、作中で明かされた憂憂の能力である。


2.憂憂はどんな術式が使える?

それでは、本題である憂憂の術式について考察していく。

冥冥は疱瘡婆との戦いのあと「さぁ皆 本丸だよ」と烏たちに声をかけ、龍のような呪霊を呼び出した羂索との戦いに挑んでいる。

戦いの結末が気になるところではあるが、冥冥たちが次に登場したシーンはマレーシア・クアラルンプールにある建物の一室であった。

呪術廻戦/芥見下々 集英社

そして、冥冥が電話の相手に対し「殺されそうになったんでね」と発言していることから、羂索との戦いで冥冥たちが負けそうになり敗走したことがわかる。

注目したいのは、冥冥がいる場所とその時間、そして移動方法である。

このシーンはマレーシアのクアラルンプール(以下KL)で、22:36(現地時間)であることがわかっている。KLと東京の時差は、東京が1時間進んでいるため "23:36(日本時間)" のシーンであることがわかる。

呪術廻戦/芥見下々 集英社

23:36は渋谷事変の終局であり、さらに羂索戦の直後である。

ではなぜ、そんな短時間で5,000km余りの距離を移動できたのか。それが冥冥と電話の相手との会話に隠されていた。

冥冥「私?KL そう憂憂の術式だ」

呪術廻戦/芥見下々 集英社

おそらく電話の相手から「君はどこにいるんだ?」と聞かれた回答と思われるが、このセリフから "憂憂の術式で移動した" ことが読み取れる。

短時間で長距離を移動できる術式、さらに戦いにおける役割がサポートであることから、憂憂の術式は "瞬間移動" に類するものではないかと予想する。

以下で、その術式の詳細について考察する。

① 任意の場所に瞬間移動 説

まずは、"任意の場所に瞬間移動できる" とする説。

東京から少なくともKLまでの距離を自由に移動できると考えると、少々利便性が高すぎるようにも思う。

しかし、"姉の許可がないと呪術を使用できない" という縛りによる術式効果の向上をもって、この距離を移動できるとすれば説明はつく。

呪術廻戦/芥見下々 集英社

冥冥の憂憂に対する「すまなかったね 疲れたろう」というセリフが、"瞬間移動には呪力を大量に消費するから" と考えると、短期間で複数回使用するのは難しいと思われる。


② ランダムな場所に瞬間移動 説

次に、"ランダムな場所に瞬間移動できる" とする説。

冥冥が戦いの中で追い込まれた際、確実に戦線離脱するための術式としての瞬間移動と考えると妥当のように思う。

しかし、公式ファンブックの情報から冥冥の好きな料理が "肉骨茶(バクテー)" であると明かされている。

呪術廻戦/芥見下々 集英社

肉骨茶はマレーシアのスープ料理であることから、冥冥は今回マレーシアを指定して瞬間移動したと考えられる。


③ マーキングした場所に瞬間移動 説

最後が、"マーキングした場所に瞬間移動できる" とする説。

過去に訪れたことがあり、何かしらのマーキングを施した場所に対してのみ瞬間移動できるというもの。

そう考えると、マレーシアに瞬間移動したことについても矛盾はない。

呪術としてみたときの性能と制限のバランスがよく、強すぎないが非常に便利といった点で最有力なのではないかと予想する。

いずれにせよ、憂憂の術式が瞬間移動系であることは濃厚だろう。

日本に見切りをつけ、登場シーンも少なくなるように思われる冥冥であるが、過去編でも共に戦った歌姫のピンチに颯爽と登場するなど、今後の激アツ展開に期待したい。

そして、気になる冥冥の電話の相手については、また別の記事で考察してみようと思う。


ー 玉ねぎ火山 ー

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