鑿(のみ)の復元・錆止め加工(失敗編)
DIY初心者が試行錯誤するシリーズ。
某フリマサイトで購入した格安の錆びついた鑿を使える状態まで復元する記事になります。
目次
想定している手順としては6つです。
解体
錆取り
錆止め加工
口金と桂の調整
組み立て
研ぎ
解体と錆取りについては前回の記事を御覧ください。
この記事では錆止め加工について記載していきます。
材料
入れ物:掃除などで使うポリプロピレン製のバケツにしました
水:ものが多いので0.8リットル
紅茶パック:スーパーで買える小分けタイプで16袋
お酢:手元にあった米酢を使用、0.2リットル
手順
水を沸騰するまで温めます
電子ケトルで沸かしました。紅茶を作ります
0.8リットルも入るガラス容器がなかったので中華鍋で代用。
紅茶パックを全投入してお湯を入れました。紅茶の色が黒に近くなるくらいまで待ちます
30分ほど放置してたっぷり抽出しました。
すごく紅茶の香りが漂いました。紅茶にお酢を加えます
巷の情報だと紅茶:お酢=4:1らしいので0.2リットルを投入。
なんとも言えない匂いになりました。加工する部品を漬け込みます
油がついているとうまく染まらないらしいので割り箸で1つずつ投入。
今回は錆取りした直後だったので洗浄はしてませんが、気になる場合は台所洗剤などで洗ってください。染まるまで待ちます
巷の情報だと1時間とかでもいいらしいのですが、長めに取ることにして70時間ほど漬け置きしました。
結果
何が行けなかったのか赤錆コーティングになってしまいました。。。
原因として考えられるのは
柄の部分も溶液につけていたこと
漬け込み時間が長すぎたこと
溶液から引き上げたあとに水に浸したこと
水から引き上げたあとにしばらく水気を取らなかったこと
などなどです。
今回は残念な結果になりましたが、また機会があれば試してみようと思います。