元カープ 新井貴浩選手に学ぶ自分を信じる力

今回は2016年〜2018年のセ・リーグ3制覇に貢献した元カープの新井選手。
広島復帰当初は賛否両論あったが、何故ファンから愛され、復活できたのか?
ヒントは自分を信じる力
このnoteはボイスメディア Voicyの過去の放送の一部抜粋です。
記事を読んでみて詳細についてもっと詳しく知りたい方は、是非Voicyでお聴きいただき、フォローボタン、Twitterへのシェアもよろしくおねがいします。

簡単に新井選手のキャラクター、プレイスタイルについて紹介していきます

まず、キャラクターについてです。
明るく、ガッツがあり、チームを引っ張っていくようなキャラクターです。

続いて、プレースタイルについてです。
1998年ドラフト6位で入団。
ドカープ首脳陣に目をかけられうようになり、2002年にはフル出場、2003年当時4番である金本選手が阪神に移籍してからは、チームの4番を務めます。
2005年にはホームラン王を獲得するなど、球界を代表するような選手にまで成長をしていきます。

さて、ここからは簡単に略歴を話しつつ、新井選手からの学びを語る上で3つのターニングポイントについて説明します。
まず、ターニングポイント3つについて話します。
「カープ入団の経緯」「阪神移籍の経緯」「カープ復帰の経緯」の3つです。

ターニングポイント1:カープ入団の経緯

新井選手ですが、今でこそ2000本安打以上を放ち、球界に名を残すカープOBですが、駒澤大学在籍時は泣かず飛ばずの選手でお世辞にもドラフト候補と呼べる選手ではなかったようです。

では何故、プロになれたかというと、当時カープに在籍していた野村謙二郎選手の自宅に訪問して、素振りでアピールしたようです。

無事にカープに入団できた新井選手ですが、大学の先輩でもある大下ヘッドコーチに朝から晩まで徹底的にしごかれたようです。
また、後に師弟関係を結ぶことになる金本選手に出会い、可愛がられるようになりました。

このように、しごかれながらも、がむしゃらに取り組んだ結果、球界を代表する選手にまで成長していきました。

ターニングポイント2:阪神移籍の経緯

新井選手は2007年にFA宣言をする際にとても悩んだといっております。
ただ、どうしても、阪神に移籍してしまった金本選手と野球がしたいとおもい、悩みに悩んだ末にFAで阪神に移籍することを決意したようです。

そして、記者会見でカープへの未練を語ってしまいます。
「辛いです、カープが好きだから」「喜んで出ていくわけではない」「FA制度なんてなかったらよかったのに」と涙ながらに、カープへ未練を口走ってしまいました。

これは、ネットをはじめとして「辛いさん」といじられることになります。
そして、カープファンからは 裏切り者と捉えられます。

ターニングポイント3:カープへの復帰

カープへの復帰です。2012年に金本選手もも引退して、新井選手も阪神にいる意味もなくなりました。さらに、レギュラーも確約されなくなってきており、自由契約を申し出て了承されました、

そんな中で、真っ先に声を欠けたのは他ならぬ古巣の広島。
「ファンに受け入れられるのか?」と新井自身も不安に思いましたが、悩んだ末に入団を決めます、

振り切った新井は、カープに恩返しをしたい一心で、練習に励見ました。
ピークは過ぎましたが、時には若手と一緒に居残り練習や歯を食いしばって復活を目指しました。
また、ひたむきに声を出し応援する姿にファンも心を打たれていったようです。

そして、チームを引っ張っていき、後輩や先輩に慕われ、いつしかカープに欠かせない選手になっていきました。

2015年復帰1年目はBクラスでしたが、2016年9月10日セリーグ優勝を果たします。
そして、2018年引退を表明した後、広島では新井選手の特番が数多く放送されました。twitterのタイムラインでは、「辛いです、新井さんが好きだから」などツイートされます。
地元広島では、新井選手に関するツイートがトレンド入りするなど、多くのファンに愛されたました。

カープ退団後の阪神在籍時には「辛いさん」といじられましたが、引退時のこのメッセージは皮肉ではなく、愛のあるメッセージだなと思います。

ターニングポイントを詳しく知りたい方は、是非Voicyでお聴きいただければと思います。

ターニングポイントからの共通点

ターニングポイント3つから言えることは、「自分の気持ちに正直である」と言えるのではないでしょうか?

例えば広島に復帰するケース

もう一度レギュラーで勝負をしたいと申し出て自由契約が認められたときに真っ先に声をかけてくれたのは、古巣である広島東洋カープでした。
ただ、当時の新井選手は迷ったと思います。「ファンに受け入れてくれるだろうか」

私が新井選手の立場だったら怖くて他の球団からオファーを待つと思います。ただ、新井選手はファンに恩返しをしたいということを優先してカープの復帰を決めます。
また、自由契約時に阪神から提示された年俸は7000万に対して、広島カープ復帰時の年俸は2000万円。
お金や対価だけではないことがこのことからも言えます。
このように、一般の人なら損得勘定や、言い訳が先行して実行に移せないことを、自分の気持ちや感情に従って新井選手はやってのけるのです。

Tips:否定から入らずに、自分の気持ちに正直であること

新井選手のターニングポイントから、私なりに仕事の上で参考になるポイントについて整理してみました。

自分ではまとめてみましたが、これはシンプルであるけど、意識しないとすごい難しいなーって思いました。

それは、否定から入らないということです。
私もそうなのですが、判断に迷う、躊躇してしまうような事態が発生すると、すぐにやらない理由とかを探してしまいます。

Voicyの放送では、もっと具体的に、否定から入らない、自分の気持に正直に触れていますので、詳しくは是非Voicyでお聴きいただければと思います。

そしてチャンネルのフォローも忘れずにお願いします。

最後に、リスナーの皆さんの背中を押したい、勇気を与えるメッセージになるかなと思い、
引退セレモニーで発した新井選手の言葉を抜粋します

私の野球人生、無駄なことは何一つありませんでした。素晴らしい野球人生でした。13年間お世話になったカープ球団、ならびにファンの皆様、たくさん怒らせ、たくさん悲しませたのに、たくさんの応援していただき、ただ、ただ、ありがとうございました

フルバージョンはこちら


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