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ボイトレの発表会(音合わせ)

こんにちは。
三週間ぶりの投稿になります。
このnoteでは、当初、母のことや、ボイトレのことを書く場として始まったわけですが、この1年余り、体調不良やメンタルでの不調で、投稿も途切れがちでした。
これからも、コンスタントに投稿できるかわかりませんが、少しずつ、やる気を上げていけたらなと思っています。

タイトルにも書きましたが、ボイトレの教室で、8月末に発表会が行われることになりました。
決まったのは、2ヶ月ほど前。
決定してからは、どの歌を歌うか、トレーナーさんの意見を参考に、今まで歌ってきた曲や、これを歌ってみたいなという曲をピックアップ。
初めは、徳永英明さんの「輝きながら」と、星野源さんの「光の跡」がいいと思っていたのですが、トレーナーさんから「メモリー」は、と言われ、
「そういえば、地声がまだ安定していなかった時期に、この曲を選び、頑張って練習したんだった」と思い出し、「じゃ、歌います」とお返事をしました。
一応、最初の話では、3曲までOKということだったのですが、なにぶん初めての参加なので、3曲も歌えないという思いが湧いてきて、結局、2曲にすることに。「メモリー」は外せないので、迷った挙句「輝きながら」を歌うことにしました。

実は、選曲をした頃には、苦しんだ地声で歌うという課題をクリアできて、声を張り上げたり、地声で歌わなければならないという、自分自身への縛りのようなものが解かれ、自然に地声で歌えるようになっていました。
記憶では、どうも「駅」を歌ったのをきっかけに変化したようなのですが、定かだではありません。
ただ、声を出すのが楽になったということだけ。
もちろん、地声で歌えるものは地声で歌うという、トレーナーさんの指導が身について、わざわざ裏声で歌おうという気持ちにはならず、地声、裏声、そしてミックスの声が、意識しなくても、出るようになりました。

過去3、4回、発表会は開催されているのですが、私の体調や、両親の介護、看病などで、出られずじまい。トレーナーさんに習うようになって、4、5年、ようやく人前で歌う機会が巡ってきました。

過去、レッスンを休むと、その回は繰越してもらえるので、数回分が残っていました。それを利用して、この2ヶ月、いつもは2回のところ、3回通って、指導を受けていました。
発声練習から、姿勢、呼吸、発音、喉、舌、横隔膜などなど、歌を歌う以前の、基本をみっちり習ってきました。
そしてようやく、つい先日、トレーナーさんから「変わりましたね」と言ってもらえるように。

美しく見せるのに、それを演じたり、舞ったりする人は、辛いと聞いたことがありますが、歌もそれに近いものがあって、こんなにきついのと思う姿勢をとってみたり、口の開け方や舌の位置なども、元々は自然なものなのですと、トレーナーさんに言われて、実際やってみると「なるほど」と思えるのですが、意識して、やってみると軽く痛かったり、キツかったり。
いかに日頃、身体全体を怠けさせて、使っているんだなと、痛感した数ヶ月でした。
それが、つい先日、トレーナーさんから具体的に「こうしてみて」と言われた使い方ができたのです。
回り回って、基本に返って、できるようになった。
嬉しくて、感動で、これさえ習得すれば、今は多少きついけど、いずれは自然にできるようになるんだなと、ホッとしました。

それからは、忘れないように毎日、その使い方で練習。
ようやく慣れてきたかなというところでの、音合わせです。

相変わらずの、方向音痴。
新宿三丁目にある、音楽スタジオに行くのに、仲間の女性にお願いして、一緒に行ってもらうことに。
その方も、スマホアプリの地図を使って歩いていましたが、私より、30歳も年下なせいか、きっちり時間通り、会場に着くことができました。
私一人だったら、迷って迷って、小一時間はかかったことでしょう。

猛暑の中、本当に助かりました。
順番は、その方が先。
押しているということで、予定より2、30分かかりましたが、順番が来て、私はラスト。
後で聞いた話では、私がいつも道に迷う話をしていたせいで、最終の音合わせが終わったら、トレーナーさんが、新宿三丁目の駅まで一緒に行ってくれるつもりだったようでした。
実際、会場まで歩いた時も記憶しようと思って頑張ったのですが、小路に入ったところでわからなくなり助けてもらうことに。

そういうわけで、音合わせは私がラスト。
いつもの発表会では、音源をコピーしたものを使っているのですが、今回は、たまたま、トレーナーさんが、ピアノのある会場を見つけたということで、生ピアノ演奏での、伴奏をつけてもらえることになりました。
その話を聞いた時は、正直、嬉しいよりも、どうしよう・・・大丈夫かなと不安な気持ちになっていたのですが、ピアノ音源を、トレーナーさんが見つてくれて、それを使って練習しているうちに、「やっぱりピアノの音は最高だなぁ。初めての発表会で、ピアノの伴奏で歌えるなんて、幸せ」と、いつの間にか不安な気持ちは消えていました。

今回、伴奏をしてくださるピアノにストの方は男性。
初めましてのご挨拶をして、すぐに、まずは「メモリー」の音合わせ。
今朝、早く起きて、2時間近く、エッジボイスから、発声練習、録音してある前回、前々回のレッスンを、その通りにやってきたので、小オエの調子はまぁまぁ。
ただ、音合わせ自体初めての体験なので、さすがに緊張は否めません。
実際、歌い始めてみると、声はしっかり出ているのはわかるのですが、他は散々で、歌っている最中に、姿勢に気付いてみたり、舌の状態を確認して修正してみたり、もう、頭の中は、真っ白。
こうすればよかった、ああすればよかったと反省ばかり。
音合わせでこうなのですから、これからあるミニライブ、そして月末の本番はどうなることやら。

きっと、回数を重ねるごとに慣れて、レッスンで指摘されたことや、マイクの持ち方、使い方も上手くなっていくのでしょうね。
昨年の忘年会で、カラオケ大会があったとき、帰り際に、仲間の方が、「発表会ライブに参加してください。カラオケで歌う時とは、全く違いますよ」と言っていたのは、こういうことなのかなと思いました。

とにかく後は、練習するのみ。
来月のレッスンの申し込みを早速して、音合わせのときの印象を聞いて、修正点を確認しようと思っています。
こうして書いていると、厳しいとか苦しいとかばかりのようですが、実際、歌い終わってマイクを返した後、なんとなく気持ちが高揚して、楽しかったなと思える自分がいました。

初めてのボイトレ発表会。
本番は緊張するでしょうが、リラックスして楽しんでこようと思います。


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