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今を感じるままに

必要に迫られて、また英語の勉強を始めてみることにしたと書きました。

海外のミュージシャン、Mew Suppasitの配信で、何を話しているか理解したい、YouTubeで字幕の英語を読みたい、できれば少し書けるようになりたい。
で、最後の希望は、正直一番難しい課題で、やはりFC公式サイトのやりとりは、翻訳アプリに頼るのが安心かもしれません。
間違って伝えると、それを修正するのは、きっと大変でしょうから。

早速、昨日からテレビの英会話の番組を見たり、今朝はラジオの英会話を聞いたりしています。
見たり聞いたりして気づいたのは、自分が思っている以上に、忘れていないということです。
さすがに、長文になると間に、何を入れるかはあやふや。
リアルタイムで勉強していた時も、そこが一番苦手でした。
なので、あくまで簡単な文章ですが、意外に覚えているものですね。
番組の時間が、10分から20分と短めなせいか、予想以上に楽しいことに気がつきました。

最初は、真面目に中一の基礎英語から始めようかなとか、英語と英会話とどっちがいいかなとか、考えていたのですが、洋書を読もうとか、英語で誰かと会話しようとか、長文の文章を書きたいと思っているわけではないので、そんなに頑張る必要はないと判断しました。

以前は、三日坊主は嫌だなとか、長続きするかなとか、挫折したら嫌だなとか思って、だったら最初からしないほうがいいと考えていたのですが、今、やりたいことをしよう。
三日坊主でも、長続きしなくても、挫折してもいい。そんなふうに考えるようになっています。

実は、数日前、Facebookにこんな記事を書きました。

”ふと気づいた。
生き方が、よりシンプルになってきたことを。
むかしより、ずっと自由になったはずなのに、結構、まだ無理をしてきたんだなぁ。 
ずっとこれからも変わることはないと決めつけていたことが、自らを縛る結果になっていた。
以前から、得か損かなんて発想はなかったし、周りを気にすることもまったく意識にはなかったけど、より好きなものは好き、そうでないものを無理に好きになろうとも思わない。
したいことはするし、したくないことはしない。
誰かのために我慢することをせず、無理だと思ったことはしない。
できなさそうで、意外に簡単だった”

今の正直な気持ちです。もし、今、10代や20代だったら、こんなことは言っていられないかもしれません。
でも、将来どうなりたいという年齢はとっくにすぎて、これからの人生をどう生きていくかを真剣に考え始めた時、今の、その時の自分に素直になることが一番大切なことだと気づきました。

心の勉強を始めて、ずいぶん自由になりました。
瞑想をしてきたおかげで、身体も丈夫になりました。
それでも、心のどこかにもやもやしたものがあったことを、母を見送ってから気づいたのです。

それが、やりたくてできなかったことへの思いが残っているせいだと気がついて…じゃこれから始めよう。
たとえ若い頃に描いたものとは違っていても、芯の部分さえブレなければいい。
結果としてできなかったり、形に残せなかったりしてもいい。
今の、そしてこれからの自分には、そこにいることと、その過程に立っていることの方が、何より大事なのだと確信しました。

英語とそれと何の関連性があるかと、疑問に持たれるかもしれませんが、私のなかではすべてがつながっています。
それは、音であり、声であり、音楽です。

Mew Suppasitに惹かれたのも、彼の歌声、そして曲が琴線に触れたから。
笑われるかもしれませんが、彼の曲を聴くと、自然に涙が溢れてきます。
原語(タイ語)で歌っているので、意味はわかりません。
あくまでニュアンスしか感じられない、でも後で調べてみると、やはり感じた感覚にはズレがありませんでした。

この感覚、むかしむかしに体験した記憶が…
まだ、2、30代の頃、カーペンターズが歌う「イエスタデイワンスモア」を聴くと、なぜか涙が溢れてきて、その頃、短歌をしていて、下語に「雨の匂いのイエスタディワンスモア」と詠んだことがありました。
英語の歌詞を読み解いていたわけではなく、この曲から伝わってくるものがそう感じさせたのです。

それと同じ感覚を、今、再び感じられることが、不思議であり、ちょっと嬉しくもあります。
そういう点で、もしかして私にとって、曲を聴くとき、歌詞はそれほど重要ではないのかもしれません。

でも、やっぱりミュージシャンが何を考え、話し、伝えようとしているかは、知りたいなと思い、英語に再チャレンジしてみることにしました。
歌を歌いたい、ピアノをしたい、文章も書きたい、俳句にも取り組みたい、そこに英会話まで。
歌は別として、ピアノは自己流、文章はブログ程度、俳句は…本を読んで勉強しなくちゃいけないというのがありますが、英会話も頑張りすぎず、長ーい目でやっていけたらと思います。



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