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聴いている人が望む声で話す 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第8夜ー

よくある質問で

栗本さんて、壇上で緊張しないんですか? というものがあります。 全く緊張しないときが大半で、若干緊張するときもあります。ただ、緊張していても傍目にはあまり分からない事が多い…というだけかもしれません。 講演・スピーチ等、登壇するときというのは、誰かが自分を観ているというのが大前提。 では、動画配信などはどうでしょう? リアルタイム配信でなければ話しているのは自分ひとり。観ている人の反応も、わかるのは公開してからですよね。 栗本的には、この録画配信の方が緊張します。 なぜなら、その場の雰囲気が分からないから。 目の前に受講者さんやお客さんが見えていれば、反応を見て話すことを変えられます。 トーンやテンポも試しながら話すことができます。 録画だと、それが掴めないんですよね。しかも、後で何度でも繰り返し見ることができる。これは、結構怖いです。 数年前のものを最近観返して、顔面から火が出そう…!なんて事もちょいちょい。

聴いている人が何を望んでいるのか

司会などでは特に思います。

  • 落ち着いた司会?

  • 優しそうな雰囲気?

  • 楽しそうな空気感?

  • キリっとした感じ?

  • 関西のおばちゃん全開でOK?

その場にいる方、イベントの趣旨などでも色々違いがあります。 すでにキャラが出来上がっている芸人さんとか、「この人のこのトークが聴きたい!!」という場合は、求められているものが明確です。まだまだ一介のボイトレ講師。その場や主催者さんの要望にあった形で、司会も講演もさせて頂いております。 え?じゃあ声の使い分けしてるの? YES! 当たり前ですが、色々使い分けております。 もちろん、実際に話しながらも反応を見て適宜変更していきます。好みは千差万別ですので、全員にピタっとはまることはありませんが、大多数に響けばOK。ちなみに、建物の形態(木造建築か鉄筋コンクリートか)でも、使い分けています。 え?なにそれ?どういう事?という方は、ビジネスボイスセミナーでお会いしましょう♪

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