
初めましてのボイトレnote
どうもはじめまして
ボイトレはゲームの攻略だ!
ボイストレーナーのなぎぃです
歌も教えてるけど主軸はボイトレ
お芝居や朗読も教えています
はじめましてのご挨拶に、ボイトレの考え方について少し
ボイストレーニングって、何をやるのかわからない、やってみたいけどどんなものかわからない、という方は多いと思います
どんなことをするのか?
これに関しては、先生によって大きく変わります
ただ、俺の考え方は「ボイトレってゲームだよね」っていう考え方なので、いっしょに攻略本を作る、そんなイメージです
攻略本を作ったら、あとは本人がクリアできるまで挑戦できるかどうか
攻略箇所には難易度がありますんで、その難易度に応じて挑戦の回数、かける時間も変わります
成功できるかどうかは本人のやる気次第であるところは、どの先生も、どのスクールも同じだと思いますね
さて…
世の中に広まってるボイストレーニングはちょっとややこしくて、まずはその辺の話を
・世の中のボイトレはボイトレだけじゃない
皆さんが考えているボイトレは、歌が上手くなる!というのが多いと思います
実際そういった相談は多いです
でも、実のところ「純粋なボイストレーニングではあまり歌は上手くならない」という現実があります
ボイストレーニングは声の出し方のトレーニングなので、音程のとり方やリズムの合わせ方、かっこいい歌い方なんていうのは含まれないんです
ゲームで言うと「剣で出来は倒せるようには教えるけど、かっこよく倒せるかはしらんよ」状態
歌が上手くなりたいなら、「ボーカルトレーニング」を選びましょう
「かっこよく敵を倒そうぜ!」と言うルートですね
ボイストレーニングはあくまで発声、滑舌のトレーニングが主軸で、歌い方は本来別ルートなんです
という話なんですが、ここがややこしいポイントで、ボーカルトレーニングのためにまずはいい声になろう、とボイストレーニングが含まれる場合もあったりなかったりなんです
剣を振る前に剣の持ち方がなってない! みたいな
例えば、歌が上達することを目標に「ボーカルスクール」に通ったとします
そこには複数人の先生がいて、生徒が選んだ先生が、歌い方を教えてくれます
その時、「声が出ていないね」となった時、多少ボイトレを教えてくれるでしょう
ここがポイントで、歌を教える先生が、ボイストレーニングに対してどれくらい知識を持っているかは一定ではない、という事に注意なんですね
ボーカルの先生には、ボイトレを高い品質で初級編から上級編まで教えられる先生もいれば、発声なんてできていて当たり前!歌い方しか教えません、という先生もいます
歌を習いに行って、「あなたは声の出し方がなってないわね」なんてことも、厳しい先生にあたると起こりうる話なんですね
大抵の「スクール」ではそんな先生いないとは思いますが…
プロになりたい人が対象となると、可能性はありますねぇ〜
ボイストレーニングは発声が主軸
ボーカルトレーニングは歌い方が主軸
両方教えられる先生もいるけど、それは教えてもらわないとわからないよ
という話
これをゲーム的に例えると、主人公が剣を手に入れて修行に出て師匠を選ぶ際に
「私は剣の振り方は教えられるが敵の斬り方は教えられないぞ」
※あくまでゲーム的な話です
「私は敵の斬り方は教えられるが、それ以外の扱いはよく知らんよ」
※あくまでゲーム的な話です
となってしまうようなこと
しかもそこには先生の相性があって、青龍刀、日本刀、背負う大剣、魔力で刀身が発生する剣…などなど、さまざまな「剣」に対してそれぞれの先生が、上記のような派生をするわけです
さらに、かっこよく倒すには、かっこよく避けるには、かっこよく回復するには…
そうじて「戦い方」になるわけですが、それを一度に教えられる先生もいれば、それぞれ専門の先生もいるよ、という…
わぁ めんどくさい(本音)
ボイトレはゲームの攻略だ!
といった意味が、少しは伝わったでしょうか?
ボイトレの先生、ボーカルの先生を選ぶときは、自分が何を知りたいのかを明確にして、それに合った先生を選びましょう
少し時間はかかりますが、それを見極めるために「とりあえずどこかの先生に習ってみる」というのも、ひとつの手段ですね
では、はじめてのnoteはこの辺で。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
これからよろしくね!