noteを使った授業実践の紹介【日本語学校編】
voice日本語プロジェクト編集部のひらさわです。
しばらく活動をお休みしていましたが、新学期も始まったことですし、活動を再開しようと思います!
今回は、noteを授業に活用しているよという事例を紹介したいと思います。
なんと、このnoteを使った授業実践は、日本語学校での授業の一環として行われています。
その名も、「おしゃべり倶楽部」
日本語学校で日本語を学ぶ学生さんたちが、自分の気持ちや体験を日本語で記事にして、noteに投稿しています。留学生の何気ない日常生活や気持ちが伝わる、個性あふれるエッセイたちを読むことができます。
なぜ、「おしゃべり倶楽部」の活動を始めたのか?
授業を担当する kasuya先生が、以下の記事で説明しています。
この記事の中で、kasuya先生は、次のように書いています。
普段、なんとなく頭で考えていることを
実際に言葉にして書いたり話したりすると
今までわからなかったことがわかったり、
何かがもっと好きになったりすることもある。
こんな思いを持って、日本語教師をしているkasuya先生。きっと授業も楽しいだろうなーと想像しています。
日本語学校の授業が、文法や語彙を覚えたり、テストのための時間でなく、
今までうまくことばにできなかったことが、言語化できたと実感できる時間
自分の気持ちに気づく時間
自分自身を表現できる時間
そんな時間に変わったら、ステキだなーと思います。
そして、言葉にできたそれぞれの思いを、教室の中だけに留めておくのは、もったいない。日本で様々な思いを持って生活している留学生の声は、多くの人に知ってもらう価値があります。
わたしたちが、普通に生活していては気がつかない、多様な視点があるからです。
「おしゃべり倶楽部」に投稿された留学生の記事は、以下のマガジンから読むことができます。
voiceにほんごプロジェクトでは、このような実践を応援したいと思っています。kasuya先生とのコラボ企画も計画中です。
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わたしもこんな活動しています!とか、こんな実践があるよ!などありましたら、ぜひ、編集部までご一報ください!
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