卒業、最後の日に見る教室の寂しさ。
noteを書くとき、SNSに投稿するとき、連絡をするとき、毎日何かしらで文章を打っています。もちろん今でもまだまだですが、1年前、2年前はもー読み返したくないくらい酷い文章で。
「どうにかしてうまくなりたい‥」
そう思っていたときに巡り会ったのが、ことばと広告さんの「書く部」というメンバーシップ。
(書く部にちなんで)入部していた期間は1年くらいかな?SNSのプロフィールからnoteの文章やTwitterの投稿内容など、いろいろな文章に関してアドバイスを頂いておりました。
文章のアドバイスを頂くのに使っていたツールはSlack。今でものそのSlackの部屋?サーバー?は残っています。今見るとなんだか懐かしくなると言いますか。卒業した教室を見る感覚に近いんです。あぁ、勉強していたここに戻ることはないんだよなーって。
頭を抱えながら「どー書いたらいいのかわかんないよーもー」と言いながら図書館で嘆いていたことも思い出しますし、褒められて嬉しかったこと、質問したこと、いろんなことが蘇ります。先生(ことばと広告さん)のことも大好きです。
文章が上手くなりたくて書く部に入部しました。書くことを仕事にするためにはどうしたらいいのかをしっかりと勉強したい。なのでそのうち、辞めるだろうとは思っていたんです。教えてもらったら、あとは自分でやっていくしかないんですから。
いつまでも「先生、先生」では成長できません。現場や仕事場には先生は居ませんし、まさか逐一「どうしたらいいですか?」なんて聞くわけもいきません。
ぼくは成長したかった。
いまでも成長中です。
でも、でも。入部していたときよりは少し、上手くなっていると思うんです。そんな「どうだ!!!」なんて驕った態度じゃないですよ。このときよりかって話です。
「あんとき注意したあれ、また出てるじゃないか!」
「あぁ、すいません。ヘヘッ。意識してたつもりなんですけど」
リアルだったらこんな感じのやりとりがあるんでしょうか。そういう妄想も含めて、空き教室(使っていたSlackのサーバー)を見るのは寂しくもあり、嬉しくもあります。SNSの投稿、note記事。先生、ぼく、あのときに比べてちょっとは良くなったでしょうか。
ナレーター
有野優樹(ありのひろき)