「寂しい匂い」【コラム 有野優樹の人生ありのまま】
来年1日から毎週投稿を始める予定のnote連載コラム「有野優樹の人生ありのまま」今年の更新は、来年からの更新に向けての宣伝期間です!人生ありのままってコラムを始めますよ!っていうね。
さて今回は0.2回目。内容は「孤独の悩み」ってお話。
・前回「遺書を書いてみた」
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“真面目”って言われることがあんまり好きじゃなくて。だって、基本みんな真面目でしょ?そこからプラスで可愛いとか、気を使えるとか、こんなことができるとかがある。もう一つ、よく言われる言葉の一つが“誠実”。
お仕事に対しても人に対しても真面目で誠実なもんじゃない?社交辞令もあるかもしれないけど、みんな真面目で誠実に取り組むでしょ。なんだか“つまんない”って言われてるような気がして。そのときに“寂しさ”を感じる。
スピリチュアルな話じゃなくて、真面目だね〜とか誠実だよね〜と言われ始めたら「あぁ、これか」と“匂い”が出てくる。誰にでも当てはまるような言葉の匂い。
でも、よっぽどのことがない限り言う必要がないことだから。近づきすぎると、求めることが多くなるから揉めやすくなる。
なんでこのくらいわからないの?
言わんとしてることはわかって。
このくらいしてくれると思ったのに。
どんくさいぼくにはわからないことだらけだった。近くにいたい人だからこそ、近くにいる人だからこそ言わなくなってしまう。揉めたくないから。
だから話せば話すたびに“寂しく”なっていく。人を変えたって同じ。近づきすぎる寂しさの繰り返し。だから深い仲になれないのかな?どこかこだわっちゃってるのかもしれない。知らない間に。
「自分の意見も変えられないのに、他人の意見を変えようだなんてのは僭越な話し」だと思っているので、“いらない”こだわりは捨てる。なかなか捨てられないから同じ場所で足踏みをしてしまっているのかな。
先日、ぼくの質問にまつぼっくりさんが答えてくれました。あぁ、こだわり。このこだわりが寂しい匂いを発し続けている元なのかも。ただ、これはもうなくせない気がする。うまく付き合っていかないと。孤独はそのうち宝物になるかな。
言葉のDIY職人
有野優樹(ありのひろき)
人生、仕事、言葉など「生活の悩み」をテーマに、“書いて考えて解決していくこと”を目的に連載をしていきます!毎週月曜日18時更新!お便りや取り扱ってほしいテーマなどはお問い合わせかこちらのメールアドレスまでご連絡ください!
arino.hiroki@gmail.com
感想は #人生ありのまま