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地声の音域が確実に変わる筋肉

ボイストレーナーのナオキです!

地声のように逞しく強い高音を出したい!

歌を志す人であれば、必ず思う事だと思います。

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話は変わります。

良く聞く名前として輪状甲状筋という筋肉があるかと思いますが、誰もが知る筋肉の名前ですが、意外に知られていない喉の筋肉があります。


喉の筋肉を総称して喉頭懸垂機構などと言ったりしますが、その中の1つの筋肉になります。


それが胸骨甲状筋と言います。

こちらの赤い丸に該当する部分ですね。

すでに抵抗感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。非常にマニアックなムードがしますよね。
私も最初はそう思いました。

高い音を出そうとすると喉が上がってしまうと思いますが、この筋肉は喉を中立に戻そうとしてくれます。

さらにこの筋肉が働くと、地声の筋肉の声帯筋や輪状甲状筋がしっかり働きやすい環境になるので、この筋肉が足りていないと、高音でガラガラしてしまったり、喉が詰まって苦しそうになってしまいます。

ベロが上がっているような音色や、ガリガリした音色もこの筋力が不足しているんですね。

また、音色も綺麗な音色ではなく、平べったく、キンキンしてしまうなど様々な問題を起こしてしまいます。

逆にこの筋力が強いと、倍音が発生して、声質が強く太くなる傾向があります。
特別強くし過ぎる必要はありませんが、ある一定の基準は欲しいという所です。

実はこの筋肉が日本人が弱い傾向にあります。
欧米人の方が強いイメージです。

洋楽のアーティストは迫力があり、声が太くないですか?力強いですよね。



日本人は言語的にも弱い傾向にあります😢
昔の僕もまさにそうでした!

この筋肉を育てる事ができると力強い太い声の育成に繋がります。

🟩基準について
僕はレッスンを行っている生徒さんには最低でも、
男性ではG4、女性ではB4まで
胸に響いた感覚のある地声が出せる必要があると思っています。

このぐらいあると、他の筋力の助けを得ながら、高音域で声が抜ける事なく、実声にしていくいわゆるミドルボイスの状態を作る事が可能だと思っています✨

裏声がベースになってもスルスル抜けてしまうとぼやけた声になってしまいますよね😢

そうならないためにも必要です!
地声感のあるミドルボイスを間接的に支える筋力でもあります!

🟥胸骨甲状筋の鍛え方

胸に響くような声で
 ハッハッハッと発声します。
 音域は
    男性G3ぐらいからE4
    女性B3ぐらいからA4

 口をしっかり奥を開けながらオと
 発声する練習もオススメです。

喉の筋肉をつけるための練習はこちら

是非一緒に頑張っていきましょう!


レッスンを受講されている生徒さんの変化をお伝えします🌟よろしかったらご覧になってください✨


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