「たごませる」は標準語じゃなくて、北海道弁だったってことに気づいた話
昨日書いた、爆笑記事「健康診断のドレスコード」。
記事の中で、胸の下の位置まで引っ張り上げてある腹巻をくしゅくしゅにして、ウエストあたりまでさげることを表現するのに
ふっといルーズソックス
と、表現した。
書いているときに、これは、「たごませる」がぴったりな表現なのだけれども、そういえば周りで使っている人いないな、と思った。
私の使い方が間違っているのだろうか?
「たごませる」は「~せる」がつくから使役形、ってことは辞書形は「たごまる」?(←職業病の独り言)
辞書引いてみよう!
は? 載っていない。
『明鏡』にはないけど『広辞苑』なら載っている?
あら、こちらも載っていない。
Google先生に聞いてみよう!
なんと!北海道弁だった!!
どうりで、周りで使っている人がいないわけだ。
本当は「たごませる」のほうが、私の中ではぴったりくる表現なのだが、泣く泣く「ふっといルーズソックス」と表現した。
北海道で過ごした時間よりもそれ以外の地域で過ごしている時間のほうが長い。それなのに、しっくりくるのはやはり最初に身に付けた言葉のほうなのだなぁと思った瞬間だった。