
テレフォンランニングのすすめ
テレフォンランニングなどといきなり聞き馴染みのない単語をタイトルに入れてしまいましたが、このテレフォンランニングはこのご時世、かなりオススメなので是非紹介させてください。
テレフォンランニングとは、その名の通り「電話をしながらランニングする」というものです。離れているところにいるランニング仲間と電話をつないで、会話をしながら一緒に走ります。
たかが電話を繋いでいるだけですが、これがかなりいい刺激になってモチベーションが上がるんですよ。
今回私は、ボイスカプセルのメンバーのサルとLINEを繋いでランニングを行いました。この日の練習は15kmを1km5分ペースで走るという比較的距離も長く、スピードも速い練習でした。時間にしても1時間15分。ひとりで練習するには少し腰が重い練習です。このような長くて強度の高い練習は、正直にいうと途中でしんどくなって減速したり、やっぱり今日は10kmでいいやってなって途中でやめてしまうこともあります。ひとりで練習しているとそうやって甘えることができてしまうんですね。
しかし今回のように電話を繋いで、まったく同じ練習をやるとまるで本当に隣で走っているような感覚になるんです。(サルは山梨、私は東京なんですよ!)こまめに自分のペースを伝え合い、お互いにペースを合わせて走ると、手元で測っている距離も同じになります。1キロ進む度に声に出して報告したのですが、本当に1、2秒ズレるくらいでほぼ同じタイミングでした。ただ目で見えないだけで、走っている音も聞こえるので一緒に走っている緊張感もあって、ひとりで走る時と比べ物にならないくらい集中ができました。
このテレフォンランのおかげでお互い最後までヘタれることなくしっかり目標を達成することができました。
テレフォンランは、スマホとイヤホン(ワイヤレス推奨、もっと欲を言えば骨伝導イヤホン推奨)を用意するだけなのでハードルは全く高くありません。強いて言えばLINEを長時間つなぐことになるので通信量に制限がある人はちょっとおすすめできません。(20GBのプランに切り替えましょう!)
あとは走りながらブツブツ喋ることになるので、比較的密でないランニングコースがおすすめです。休日の皇居RUNの時は控えた方がいいかもしれません。
このテレフォンラン、いろんな場面で柔軟に活用することができると思います。
もちろん離れたところにいるランニング仲間と同じ練習をこなすのもよし、水分やエネルギー補給のタイミングをリアルタイムで伝えることができるので、ひとりが初心者で、もうひとりが指導者みたいなケースにも応用できます。
もっとスケールを広げれば、グループ通話を駆使してリモートマラソン大会を開催することだってできると思います。
今、世の中ではマラソン大会が次々と中止になっていて、みんなで集まって走るということが当たり前ではなくなってしまいました。そんな状況下でも音声通話だけでも繋げて、仲間と一緒に走ることのできるテレフォンランニングは、これからもしかしたらもっともっと普及していくかもしれないなと思いました。
最後に余談ですが、今回サルはテレフォンランの集合時間に大遅刻しました。理由はもちろん寝坊です(^_^)テレフォンランをする場合は、少し余裕を持って事前にリマインドしておくことが大事なんだなと学びましたとさ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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