5分日記【本当の漢方薬】
このnoteは今日あった出来事を５分で文字に起こしたものです。
みなさんこんにちは、趣味でポッドキャストをしているポッドキャスターグループ”ボイスカプセル”のサルです。
noteを書くハードルを下げまくるため”とりあえずまずは５分”と設定し、ささやかな日記を綴っていきます。(最初と最後はコピペで時間を省略しています)
今回は2024年9月18日分の日記。
漢方は皆さん飲んだことありますか？
有名な製薬会社で「ツムラ」や「クラシエ」の漢方薬は今や広くドラッグストアでも売られています。
https://www.tsumura.co.jp/brand/products/kampo/
私が勤めている薬局ではこのような漢方を煮だして乾燥させた顆粒の薬が多数置いてあります。
しかしそれだけじゃないんです。煎じ薬の調剤という特殊な業務をしている薬局何です。
漢方薬とはそもそもその元となる様々な「生薬」を複数組み合わせて作り上げています。
例えば芍薬甘草湯という漢方薬は「芍薬」「甘草」という生薬で構成されています。
そして漢方薬にも「煎じ薬」と「エキス剤」があります。
皆さんがよく手にする茶色い顆粒の薬が「エキス剤」です。
そのエキス剤の元になっているのが「煎じ薬」です。
煎じ薬というのはまさに「乾燥された生薬」を配合した漢方エキス剤の元なのです。
しょうがの乾燥細切れや（生姜）
シナモンの元になる木の皮（桂皮）
みかんの皮を乾燥させたもの（陳皮）
山芋を細かくして乾燥させたもの（山薬）
身近なものだとこういったものがあります。
生薬には「香草」と言われる類のものがあります。
シソの葉っぱ（蘇葉）
ハッカ飴のあのスッとするやつ（ハッカ）
皆さんにもなじみのある匂いかと思います。
煎じ薬で使うこの蘇葉なんか特に味しないんですよ（笑）
漢方医の先生もこの香草はとにかく香りを飛ばさないことが大事なんだそうです。
エキス剤は工場で大掛かりでやってるのでものすごい煮られてて匂いがなくなっちゃうんです。
煎じ薬で数分煮るだけにすると蘇葉の匂いがなくならないで済むんですよ。
https://www.kigusuri.com/kampo/jiten/shouyaku/soyou/
そんな薬を月３回だけですが作っております。
生薬紹介も面白いかもなと思った日でした。
今日はここまで。
このようなnoteにお立ち寄りいただいたそこのあなた、逆スキ♡を念で送ります。ありがとうございました。
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