【妄想考察4.0】リコリス•リコイル最終章の展開予想とキャラ別姓名判断⑳
いよいよ最終章に突入した『リコリス・リコイル』
公式Twitterフォロワー(FW)数は1週間で一気に6万以上増えて、27.6万人!
近年の完全新作オリジナルアニメでは『まどか☆マギカ』(2011年冬アニメ)の29.4万を射程に捉えました!!!
全13話予定のため残すところあと4話…物語は佳境に入ってきました。
本記事は本編第9話(リコラジ第9回/第10話予告)までの視聴を前提としています。
ネタバレを含む妄想考察を交えていますので、未視聴の方はご了承ください。
またそろそろ物語も終盤ですので、謎については引き続き妄想考察を書こうとは思いますが、空白を語りつくす事がヤボになってしまってはいけないとも思いますので他の方がまずやらないだろう、ややお遊び的なことを今回もしていきたいと思います。
キャラクターの姓名判断とかね(* ´艸`)クスクス
<過去の関連記事一覧>
※作品が完結したら本シリーズ記事は一部無料で読めますが、有料マガジンに移行します。
リコリス・リコイルOrdinariyDays試し読み
9月9日に電撃文庫(KADOKAWA)から発売予定の『リコリス・リコイルOrdinary days』は著者アサウラ氏、キャラクターデザインいみぎむる氏、原案Spider LilyというオリジナルTVアニメと同じ構成で作られたリコリコ初の公式スピンオフ小説です。
KADOKAWA公式ページでは発売前に試し読みができ、その作品の展開に銃撃こそ出てこないものの戦闘がない喫茶リコリコの日常(Ordinary days)を堪能することが出来ます。
特にアニメ本編では最終章に入って様々なことが判明し、益々盛り上がっている所でクライマックス目前に発売が開始。
判明した事実や登場人物たちの関係性、過去などを知ったうえで読むとニヤニヤすること間違いない内容。
試し読みできる範囲だけでもファンを悶えさせてくれます。
リコラジ第8回でわかったこと
これは本編と直接は関係ないのですが、リコラジでやたらと〇メダ珈琲店の話が第1回からずっと来ていて、リスナーも交えて盛り上がっていたのにあのネタが第8話で放送された直後のリコラジ第8回でこのネタを扱わなくなったという割り切りの良さ(笑)
本来はバレンタイン前などの期間限定のとっても美味しいスイーツなのですが…
絞り口を付けずに絞り出すと、
うん…このフォルム…諸事情によりこうなってしまったことがネタになっています(笑)
うん、これはつけない方がファンは喜ぶと思うな
(オタクは大体ヘンタイだから)
もうね、ここまで来たら〇メダ珈琲店はリコリコとコラボしてイベント開催したらいいと思うよ。
作中ではハロウィンの季節でしたので、10月と2月あたりどうでしょう?
第8話終盤とEDの関係
8話は何と言ってもうん〇ネタ…ではなく、千束が人工心臓に何やら細工をされてしまうという不穏な描写で終わります。
手術室と思われる場所で胸のあたりが光る描写…これが人工心臓であると伺えます。恐らく充電やメンテナンスのために一定の条件下でその場所が分かるような仕様だと思われますが、充電方法は非接点充電、Qiなどのような方法でしょうか。
毎回2か月おきなどに切開していたらとても体が持ちませんし、千束の胸のあたりに目だった傷はありません。
ED曲『花の塔』が流れる中、回転台のような場所を必死に駆けるたきなの姿があります。
まるで夕日のような景色ですが、この光は千束の人工心臓の描写とよく似ています。
この光はたきなにとっての希望であり、願いなのかもしれません。
第9話で明かされたことダイジェスト
9話では寝そべっている状態でもこのボリュームのある千束の…ではなく、細工されてしまった人工心臓がもう充電できないということ。
そしてこの人工心臓は元から成人するまで持つかどうか。
どの道そう長くは生きられないことを彼女は知っていたことが明らかになります。
もって「2か月」…余命を告げられた千束。
それを受け入れられず瞳を潤ませるたきな…
そして物語は佳境へと入っていきます。
ミカがクルミに語るそれは幼少期の千束のDAでの様子やシンジによってその才能を活かすために人工心臓が与えられたことでした。
銃撃で相手を瞬殺した後で先天性の心疾患で倒れ込む千束と、駆け寄って身を案じる幼い頃のフキ。
「もって半年、病が彼女を殺す…」とミカはシンジに打ち明けます。
シンジは殺しの才能を千束に見出し、ミカの元に一般に知られている数世代先を行く拍動無しの置換型人工心臓を届けます。
そしてこれもアラン機関の才能たちによって生み出された結晶であることが明かされます。
耐久性に問題があり、持っても千束が成人するまで…と明かすシンジに対して、ミカは「リコリスの現役はせいぜい18だ、それだけ生きれば十分…」と語ります。
この会話から成人は20歳を意味していると予想が出来そうです。
この時点でのミカの発言は千束に対してそれほど愛着があるようには聴こえません。才能はあるが、あくまでも訓練生の一人くらいの割り切り方です。
クルミも「お前も千束を殺しの道具として見ていたのか…いつ変わった?」という質問に明確には答えず、回想シーンが挟まれます。
シンジから言われたのです。
「術後、この子が才能を活かせるよう助けてやって欲しい」
DAが責任をもって育てると言うミカに対して、
シンジは「君に頼んでいるんだよ。もう私たちの娘じゃないか」と語り、
「こんな任務、初めてだ…」とこぼすミカ。
「任務じゃない、約束さ。君と私の」とアラン機関の支援の条件ではなく、才能を活かせるように千束を育てることが二人の約束だったことが明らかになります。
ここで気になるのは二人の関係…もあるのですが(笑)、ミカはこれまでのことをほぼ任務の一環と思ってシンジと一連のやり取りをしていたということです。
そしてこの約束によって、それが変わったのだと推察できます。
またシンジがどうやって千束の才能を見出したのかも明かされました。
会員制で他の客がいない場とは言え、ネット接続が可能な環境でリコリスの訓練映像を見せる…
秘匿された組織であるDAとリコリスの存在を開示できるというのは旧知の友人などであっても重大な規則違反であることを考えれば、訓練教官の立場でこんなことはできるはずもなく、DAとアラン機関のつながりがうっすらと見えてきます。
アラン機関の動機は分かりませんが、"殺しの才能"を求めてDAを何らかの形で支援している組織の一面も持っているのかもしれません。
(考えられる支援の一つは最強AIラジアータなどの提供など)
そうでなければミカとシンジがこうした映像を見る必然性がありません。
この場合、楠木司令たちまたはその上層部ともシンジは接点を持っている可能性も考えられます。
またはミカがDAの規則を破ってシンジのためにリコリスの訓練の様子を見せてた可能性ですが、愛する人のためとはいえ、足を怪我している身でスパイのようなことをリスクを犯してするでしょうか。
ここで考えなければいけないのがシンジとミカがそれぞれに語った「約束」です。
人工心臓の提供の条件ではなく、約束…
任務を超えた二人の約束なのです。
この時のミカはDAの訓練教官で、既に足を怪我しています。
訓練教官になってから旧電波塔事件などで千束たちをかばってケガをしたなどの考察をしていたのが見事に裏切られました(笑)
となると、千束とミカの出会いそのものももしかしたらDAの訓練教官になってからなのでしょうか?
幼い頃の千束が病室を抜け出し、シンジと出逢ってしまうシーン。
「あなたでしょ?私を助けてくれる人!」
探していた人に出逢えた喜びで表情をほころばせる幼い日の千束。
自分ではないとアラン機関のルールに従って白を切るシンジ。
しかし千束からまっすぐに感謝をされ、噤んでいた口を開き「君には大きな使命がある。それを果たしてくれ。そのために私は…さしずめ救世主になったんだ」と独白します。
「救世主かぁ…」目を輝かせる千束。
立ち上がり、シンジにハグをして「ありがとう。私もなる、救世主!」と誓う千束。
千束を引きはがし、その場を去るシンジ。
すれ違う際に「すまん」と小さく謝るミカ。
この謝罪にはアラン機関のルール、支援者に関わってはならないだけではないものが含まれているように思います。
支援者に関わらないだけであれば、人工心臓を届けて託すところで去れば済む話です。
もし手術が無事に終わるのを見届けるというのであれば控室でも用意してもらえば済むのです。不用心に廊下で待っている必要などありません。
「ここにはそんなかっこいいスーツを着た人いないよ」
ここは戸籍がない孤児である千束たちにとって勝手知ったる場所、DAの施設や医療棟などなのでしょう。
千束に語った、言葉を一瞬ためるように語った「救世主」とは、シンジにとって何か重要な存在であるように思えます。
また何かを犠牲にした、差し出したとも聴こえてくる気がします。
千束を引き離し、何も言わずに去っていこうとするシンジにミカは謝ります。
こうなると松下さんに扮して語ったそれはシンジ自身の実体験なのかもしれません。
そして失った子はこの頃の千束くらいの年の子だったのかもしれないと想像させます。
妻子を殺された絶望の中から差し伸ばされた手がアラン機関だったとするならば、シンジもまたアランチルドレンだった可能性もあります。
手術から目覚めた千束にミカが渡したのはシンジから預かったであろうアランチルドレンの証のチャームと銃。
「誰から?」という問いに「救世主だ」と答える雪をかぶったままのミカ。
「なら、人を助ける銃だね」とそれを救世主と約束した自分の使命だと決意する千束。
シンジの思惑と既にずれてしまったのをミカは知っていたはずなのに何故、千束に教えなかったのでしょうか?
チャームだけでなく銃もシンジからの贈り物であるというのは、才能の方向性を明確に示す方法として一番しっくりきます。
(ミカが用意したとも考えたがどうにもしっくりこない)
リコリスとして殺しを既にしていたであろう千束(ファーストリコリスの制服は伊達じゃないはず)。
奪ってきた側の千束にとって、与えられた命は誰かを守るために使いたいと願ったのはシンジにとって皮肉な話であるばかりか、ミカにとっても皮肉な話です。
ミカも恐らくスナイパーとして、現役の頃はサイレントジンらと共に数々の現場で多くの命を奪ってきた側だと考えられるからです。
その相手が凶悪犯やテロリストなどが相手だとしても、奪われたことに変わりはありません。
多くの命を奪ってきた贖罪なのか、それとも千束とミカの関係には別な何かがあるのでしょうか。
そのヒントになりそうなのはこの水の中に浮かぶような第9話の描写です。
やや突飛な想像ですが、リコリスは純粋な孤児だけでなく、人工的にある才能だけを引き出す遺伝子操作によって作られた人間…という可能性も全くゼロではないかもしれません。
「リコリスの現役はせいぜい18」と語るミカ。
これは仕事柄、殺されてしまったりすることも含まれていると思いますが、言い換えると18歳以上まで生き抜いたリコリスは何処へ行くのでしょう?
DAの職員?情報部のような存在?訓練教官?
殺人技術を持った存在をいつまでも放っておくのでしょうか?
これを処分するのがもしかすると現在のリリベルの役割の一つかもしれませんし、ビタミン剤と称した注射を毎月(?)のように打つのも不自然です。
(本当にビタミン剤なら注射で接種するのとサプリメントなどで経口摂取でも大差ないはず)
また、たきなも注射を怖がる千束に違和感を感じていません。
ということはリコリスは皆、定期的な検診と注射を打っている可能性があります。
この注射には山岸先生も知らされていない、または隠しているDAの秘密があるのかもしれません。
考えたくはないですが蓄積されるタイプの、18歳~20歳頃に自然と寿命を迎えるような毒物の可能性もゼロではないかもしれません。いや、知らんけど。
この辺りは13話が終わるまでに恐らく回収されない可能性が高いと思います。
何故なら、もし私が監督または脚本を書く立場でこれだけの人気作になったら1年ないしは2年後に2期または劇場版をやろうと考えるからです。
そのためのこれは伏線の一つです。
一つというのは他にも幾つか張り巡らされているものがあるからです。
そもそも真島がやろうとしていることは日本の不自然な事件を未然に防ぎ、人を裁判で裁く前に殺すという異常な状態です。
この最大の弊害となっているのはDAであり、千束&たきなにとって人工心臓の問題がクリアした後にはこの謎の注射の問題が命に関わる問題として浮上してくる懸念があります。
仮に時間の進行を現実とシンクロさせるなら1年後、遅くとも2年内にDAとリコリスの寿命や誕生、たとえば人工授精で培養されているなどを巡る対立が描かれる可能性があるのではないでしょうか。(2ndシーズン)
またシンジが千束に期待しているのは世界に連れてその才能を発揮してもらうためです。ということは、海外編(劇場版)もあり得なくもないのかもしれません。
第10話以降の大胆予想(妄想全開編)
9話の終盤に、シンジの車に積まれたアタッシュケースがさも重要な物として映し出されます。
真島一派に囲まれ、車を降りる際にもわざわざ車外に持ち出しています。
相当大切なモノということでしょう。
第9話の流れからこのアタッシュケースの中身は新型の人工心臓と考えることが自然です。
ミカと千束が約束と思惑通りに"殺し"の才能を磨いていたとすれば、そろそろ限界が近い千束の人工心臓と交換して、世界に連れ出そうとアラン機関の研究所などから持ち出してきた可能性があります。
しかしその思惑は外れ、シンジはこの人工心臓を恐らく持ち帰ろうとしたタイミングだったのではないでしょうか。
しかし陰ながらシンジとネット経由とは言え接点のあったロボ太が動きを突き止め、真島が先手を打ってそれを奪う形になったと考えられます。
たきなは千束との最後の2か月を過ごすのではなく、千束が生きる可能性があるのであればとDAへの復帰を決意します。
既にハンズアップしているシンジと姫蒲ですので、アタッシュケースは奪われるのはほぼ固いと思います。(シンジや姫蒲さんの才能が何かは不明だが)
すると今後10話の展開はこれを奪った真島(人工心臓の事を既に知っている)と、DAによるリコリス結集による掃討作戦が展開されます。
辞令を届けに来たフキのセリフから3日後に行われるようで、返事は明日までと言って去ります。
翌日に千束とたきなはデートをし、DAに復帰の返事をします。
別々な道を歩む二人の描写がエモい第9話のラストシーンでしたが、実はすぐ翌日の真島襲撃で一緒に戦うことになるのかもしれません。
復帰当日に作戦会議に参加して夜に強襲…
しかしこの作戦会議、真島が載っていると思われる船が映っていますが、これはリコリスを誘き寄せるオトリかもしれません。
DAの作戦で船に真島掃討作戦で踏み込むリコリスたちの一方で、千束はクルミのサポートでこれを見抜き、ミズキの運転でミカと共に廃ビルに向かいます。
クルミからの連絡でこれを知ったたきなは千束に無理をさせたくないとDAの作戦を無視して千束の元に駆けつけ…そうOPで描かれた二人のバックステップや、たきなが鞄からエアバックのような物を出して防ぎ、千束が反撃をするシーンなどにつながるのではないでしょうか。
一方で真島の本命はやはり延空木で何かしらの企てと思われます。
PV第三弾でも延空木の立体図面が表示され本当のクライマックスはこちらであると考えられます。
例えば廃ビルでの千束&たきなから逃れた真島は人質としてのシンジ&姫蒲と替えの人工心臓の入った鞄を延空木に隠し、爆弾を仕掛けたと宣言し最終決戦の舞台に指名。
そこで千束&たきなは最終決戦で真島と戦いますが、真島を倒すも(逃げられる)、鞄の中身は空。
本当の人工心臓の中身は旧電波塔に隠してあり、旧電波塔にも爆破を仕掛けていると最後に暴露。
千束の生きる可能性である唯一の希望を取り戻そうと、また度重なる戦闘でもうバッテリー残量を殆ど使い切ってしまい動き回ることのできない千束に代わって、旧電波塔を目掛けて走るたきな。
身を乗り出して鉄骨によじ登って、たきなは千束に生きる希望を守ろうとするという展開でしょうか。
いやまぁ、PV3から観ての妄想なので合っているか知りませんがもう9話ですからそろそろ当たるのではないかと予想。
ここまでが12話のクライマックスで、13話はAパートで爆発を解除して、病室の千束と再会。
「やるなぁー」とかの何気ない会話があって、千束が手術が怖いとか言い出したり、たきなは千束の手を握りながら「手術を受けて下さい」とか押し問答をしたり、「私は千束がいないと服も選べないし、人とも巧く話せません。まだまだ一緒にいたいです」とか言って泣き出して「たきな、変わったねー。私も、たきなと…」って二人とも大泣き(涙目)
Bパートで季節が巡って春が来て、療養明けの千束がやって来て「千束が来ましたー」と元気な姿でお店に入ってきて、いつものメンバーがそれを迎えて日常パート。
尚、たきなは再び命令違反でリコリコに出向中。
常連さんたちとお祝いをしたり、いつもの光景が描かれ、物語の終盤でお店のクラシックな固定電話が鳴り、ミカが電話を取ると発信者は楠木司令からで仕事の依頼がやって来て「楠木さん、人使いが荒いなぁ」とか言いながら、たきなに「千束、行きましょう」と言われ、「よし行くぜ、相棒」とお店を出て行くシーンでED。
こんな展開、どうでしょうか?(*⁰▿⁰*)
ありきたりかもしれませんが、多くの人が納得できそうな終わらせ方かなと。
まぁ、私は妄想考察1で挙げた第1話(冒頭の事件)と第13話の接続(L/R)を未だ予想しているので、これはそれをほぼ無視していますが。
で、EDの後でCパート。姫蒲からの報告を受けたシンジが「これは…」と何かを匂わせてフィナーレ。
2期または劇場版、もしくはその両方の発表がされて大盛り上がり!!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
どうでしょう(笑)
作品の時代設定はいつなのか?
2030年説
第9話の回想シーンで幼い頃の千束が持っていたカメラ。
そのフォルムからTwitter上のファンの間では富士フイルムのX100Vとする説が有力です。
この機種は2020年2月27日に発売となっていますので、もし発売日まで考慮して制作されているとすればそこから10年以上が経過していることになり、リコリコの世界の時間軸は2030年頃と考えることが出来るかもしれません。
また殆ど外観が殆ど同じ前身のモデルとなるX100Fの場合だと2017年2月23日に発売されています。
この後の2028年説を支持する場合にはこちらが有力かもしれません。
加えてこの更に前のモデルとしてX100Tは2014年11月20日に発売されています。
また更にその前のモデルX100S(2013年2月23日)やその前のモデルX100(2011年3月5日)まで遡ることが出来ます。
外観が殆ど一緒なので、見た目だけで判断は難しいのですが、レンズ脇にSやTのロゴ表記がない所を観るとX100(2011)、X100F(2017)、X100V(2020)あたりでしょうか。
個人的にはこの後の2028年説との整合性を取るためにX100Fがモデルと予想しています。
またそのもう一つの根拠となるのが千束がカメラを構える右手の中指の所に⑱フロントコマンドダイヤルがあるのです。
これはX100Fが他の同シリーズと大きく異なる点です。
2028年説
また2030年説と多少の誤差が生じますが、第5話で松下さんを東京観光で案内した際に千束は「浅草寺は1400年前に、あっ、さっきの墨田川で漁師の網にかかった仏像を祀ったのが始まりなんです」と解説しています。
現実の史実では推古天皇の治世(飛鳥時代)628年に創建されていますので、彼女の解説がきっちりぴったり正確なのだとすれば628+1400=2028年ということになります。
もし表現がアバウトだとしても誤差の範囲なので2030年頃という近未来というのは当たらずとも遠からずと言えそうです。
時系列を考えるうえでヒントになりそうなのが、松下さんを連れて東京駅近くで訪れていた「東京の百年展」です。
通常、こうした催し物は何かの節目に開かれることが多く、100年という節目が何らかの歴史的なものだったと考えると1928年や1930年に東京で何か大きな出来事が起きていないか。
この東京観光の年がその節目であることを考えてみたいと思います。
また2028年説の場合、100年前は1928年になります。
この年は大正12年9月1日に関東大震災が発生した年です。
明治以降で最大の犠牲者を出した震災であり、現在の南関東およびその隣接県に大きな被害をもたらしました。
死者・行方不明者数は全体で推定10.5万人、建物の全壊は10万9000棟、火災によって全焼21.2万…
「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」という噂が流布され、暴動・虐殺などが起こった痛ましい記録もあります。
またこの時の瓦礫の処分場所として横浜の港湾部が用いられ、今日の山下公園一帯が埋め立て地となりました。
横浜でも全焼した建物5.5万戸、全壊1.8万戸、死者・行方不明者2.3万人と大変な被害でした。
そして山下公園は横浜の港湾整備としてだけでなく、復興のシンボルとして整備されたそうです。
楠木司令のこのセリフは旧電波塔もしくは延空木のどちらを指しているのか不明ですが、どこか通じるものがありますね。
1930年には浅間山の噴火や伊豆地方大地震などが起きていますが、文化的などの出来事を除いて特筆すべき大きな事件や災害は東京に起きていません。
この事から2028年説が有力であると考えます。
また妄想考察記事2.5でも書きましたが、東京観光のパンフレットには江戸城が載っています。
しかし現実では江戸城は江戸時代の大火によって消失しています。
この辺りにも制作側の何かしらの意図(伏線)を感じています。
EDに見られる時系列"スキップ"説
さユりの歌う「花の塔」が物語のエンディングに感傷と余韻をもたらしてくれるリコリコのEDですが、そのアニメーションにも私が妄想考察1から主張を続けている作中の時系列入れ替えを裏付けるヒントになりそうです。
EDの後半に映し出されるこのシーン。
「冬」と二度目の「春」が描かれず、いきなり「夏」になっています。
冬は作中のまさに最終決戦でドタバタでしたから、省略されるとして二度目の「春」が描かれていないのは偶然でしょうか?
またこの映像が春→夏→秋→夏に切り替わる時に、まるでシャボン玉が弾けるようなエフェクトがかかります。
夏に1発、秋に5発、夏に3発…これは何を意味しているのでしょうか。
単なる偶然かもしれません。
シャボン玉が弾けるというのは、思い描いていたものが壊れてしまうやや不穏なものにも思えますが私は前向きに考えたいと思います。
千束とたきなが無事に新たな人工心臓を手に入れ、二人で過ごす季節がまたやって来る。
冬の延空木での大決戦の後で、新たな人工心臓を手に入れて手術をして療養していたために二度目の春の描写がなく、夏になって元気になった千束とたきながお出かけをする…どうでしょうか?
第5話で松下さんを案内した時(7~8月)に映し出された延空木はまだ未完成。
しかし第一話の冒頭に登場する延空木は完成しているように見えます。
また妄想考察1で触れたように第1話のたきなが機銃掃射したビルの描写にも巧みなトリックが仕込まれていて、作品全体を通しての時間軸の入れ替えが意図的に行われていると予想しています。
※私は昔から裏技を何故か見つけてしまう習性があるのです。
ちさたき姓名判断
姓名判断は名前の画数などからその人の名字と名前の画数から「総格」「天格」「人格」「外格」「地格」などが占えるというものです。
キャラクターの性格や仕事運・恋愛運などを覗いてみましょう。
参考としたのは以下の姓名判断です。
「総格」…姓名の総画数で人生全体の運勢を暗示。主に晩年の運勢を反映します。
「天格」…名字の画数を全て足した数字。家系・先祖からの影響。
「人格」…名字の最後の文字と名前の頭文字を足した数字。20~40代に影響し、仕事・結婚などにも影響する。
「外格」…総格から人格を引いた数字で、社会性・人間関係など外的要因や対人関係、コミュニケーション能力や周囲からの評価などに影響。(別名:金運)
「地格」…名前の画数を全て足した数字。生まれてから成年に至るまでの運勢・感情を表し、成長過程に強い影響を与える。恋愛運・健康運などその人の内面的要素が分かる人生方向性を示す。
女性は名字が変わる人も多いため、原則一生変わらないので特に重視する。
「家庭運」…総格から姓の上の一文字を除いた画数。家庭からの支援、エネルギーを受け取れる。
「仕事運」…総格から名の下の一文字を除いた画数。(別名:社会運)
錦木千束
「外格(仕事運)」は大吉。社交性やコミュニケーション、仕事は絶好調。
外見では恰幅が肥満気味な人が多い傾向。
出世運も強く、中でも年上や実力者・権力者からのサポートを得ることで成功を収める。
社会的にある程度の結果を残すと、その後はなかなかキープできず努力や貪欲さを欠かすと一気に堕落してしまう。現状に満足せず、常に努力を積み重ねるようにすると良い。
「人格」も吉なので、恋愛・結婚は順調。
明るい性格で人を魅了することが出来る。しかし少し頑固な一面があり、そのことから意見が一致しない人とのトラブルも少なくない。
柔軟性が身に着いてくればトラブルを起こすことはなくなり、良い人間関係を構築できるようになる。
一方で「総格」・「家庭運」は凶なので、人生全体、特に晩年は苦労がありそうです。
基本的に派手好きで、ポジティブなオーラを身にまとっている。
少しでもテンションが下がると周囲に影響を及ぼすほどの負のオーラを醸すような浮き沈みが激しい。
沢山稼ぐ力はある一方で、気前よくどんどん使うため貯金はなかなかできず、勝負事で大博打を打たないように時勢を心掛ける必要あり。
心配なのは「天格」「地格」が最大凶…大凶の上があるんですね(汗)
家系・先祖の影響、生まれてから成人するまでの運勢は苦労が多いようです。
自分の興味がある話はよくしゃべるが、興味がない時には一言もしゃべらない。仕事に集中している時は成果を残せるが、集中していないとさぼってしまうなど極端な一面あり。ギャンブルなどにのめり込むと、一気にどん底まで落ちていきます。
金銭面での苦労が多く、ギャンブル・投資に手を出してしまうと、自分をどんどん悪い方向に導いてしまいがち。
あ、当たっている(?)気がする…(;・∀・)
井ノ上たきな
「総格」「地格」が大吉。
人生の前半では苦労しますが、成人するまでの苦労が報われ成人後には報われそうです。
優れたリーダーシップと指導力を持ち、上に立てばたつほどその実力を発揮するタイプ。
但しどれだけ地位が高くなっても謙虚さを見失わないように注意が必要。
若干、異性運には恵まれにくく、10代~20代の頃の苦労が後に実を結ぶ傾向にある。
愛想のよさ、明るい性格により周りから人気が高い。いつも周囲には人が集まり、沢山の人に囲まれることで次第にコミュニケーション能力も高まっていきます。
人を惹きつける力がある一方で、悪い人が近寄ってきてしまうことも。
周りからの助言で回避していくことが出来ます。
(・_・;)ワルイオトコニダマサレルナヨ
「天格」「人格」「家庭運」は吉。
家系や先祖の影響は良好で、20~40代は家庭に恵まれ、仕事や結婚などには巡り合える。
相手の気持ちを汲み取ったり、相手を立てる奉仕の心を持っているがやや頑固な一面もあり、意見の不一致からトラブルも少なくない。
控えめの性格で、人と争うことなく、人から愛され、小さなことにも努力を惜しまず継続していくことができ、それがいつしか大きなチャンスとなって帰ってくる。
「外格」は凶。対人関係・コミュニケーションでは苦労するタイプ。
勢いだけで突き進んでしまうとトラブルに巻き込まれることがある。
行動してから考えるよりも、考えてから行動する方が評価につながり、ノルマや結果に負われると人一倍ストレスを抱えてしまう。
辛抱すれば成長につながるが、挫折してしまいがち。
「仕事運」は大凶。仕事ではなかなか苦労するようです。
あ、当たっている(?)気がする(;・∀・)
<if>姓を入れ替えたら…
リコリスは戸籍がない孤児という設定なので、入籍などはできないと考えられますが仮に二人が…で、姓が変わったら運勢がどうなるのか?
まずは千束が「井ノ上」を名乗ったら…
「天格」の最大凶が吉となり、家族・先祖の影響が良くなります。
「人格」も吉から最大吉となり、20~40代の仕事と恋愛は恵まれそうです。
「総格」も凶から吉となり、人生の晩年が好転しそうです。
「地格」「家庭運」は変わらないようです。まぁ、もう18歳成人ですし…?
( *´艸`)モウケッコンシチャエ
今度は逆にたきなが錦木姓に変えた場合です。
大凶だった「仕事運」が最大吉と好転し、仕事は順調そうです。
「外格」も凶から吉と好転し、対人関係・コミュニケーションが好転。
( *´艸`)モウケッコンシチャエ
ただし「天格」が吉から最大凶になります。
まぁ、女性同士では血脈がここで途切れる事になるわけで肯定できないですよね…(兄弟はいないという前提で、井ノ上千束の場合は家庭運が凶でそれが表れていると言えなくもない)
カップリングとしてはどっちがどっちに入るのか、妄想が捗るところですが千束の運命を変えて乗り越える意味では千束が井ノ上になるのもアリかも
(何言ってるんだw)
実際に運気を大切に考える人の中には、名刺など戸籍ではない所に記載する名前を漢字から平仮名・カタカナなどにしたりビジネスネームを利用することで画数を変え運命を変えようとゲン担ぎをする人もいます。
たきなという名前が元から平仮名なのか漢字で表記されるものがあるのかは不明ですが、そうした工夫も一つの方法かもしれません。
おまけ1
ミカ・クルミなども気になる所ですが、姓が分からなかったので省略して、作中で美人ながら残念なお姉さんを演じるミズキを調べてみました。
結婚願望が強い事が描かれていますが、姓名判断的には果たしてどうなんでしょうか?
「家庭運」が最大凶、嘘みたいな結果に。( ;∀;)ミズキー
ちなみに「地格」も最大凶なので恋愛・健康はあまり恵まれていない可能性が…。健康には気を付けてほしいですね。
一方で「人格」「外格」は大吉となっており、対人関係・コミュニケーション能力は良好。周りの人を大切にする一方で、相手に気を使いすぎて(?)恋愛では上手くいかないようです。
男の前でネコをかぶってしまうのでしょうか?
ありのままの自分でいられる相手との方が結婚生活は良いと思うのですが。
「仕事運」も「吉」となっており、「総格」では最大吉。人生の晩年には幸せを掴める可能性が高く、今の苦労は将来に芽吹く試練かも(?)
但し気を付けなければいけないのが「天格」に凶があること。
親不孝またはご先祖様の墓参りとかしていないのかもしれません。
基本的にケチで、派手な相手よりも堅実な相手と巡り合った方が幸せになれそうです。
おまけ2
フキ&サクラも調べてみました。
「総格」は大吉。頭の回転が速く、観察力も高い。ゼロから何かを生み出す能力に長けていて、最初は苦労しても将来的には大逆転を起こし成功を収めることが出来る。
プライドが高くなりすぎてしまったり、人を見下してしまうと成果にたどり着くまでに遠回りすることに。
「天格」は大凶、というかその他全てが大凶…こんなんあるんだ(゜o゜)
生まれ持った美的センスを持っており、芸術家などの才能を活かすと大成する。しかし人との縁が薄く、周りの人とのコミュニケーションが上手くいかなかったり、孤独を感じることが多い。
「地格」…前半生において家庭環境や親との間で孤独を感じやすく、精神的に不安定。何かと不平不満を抱えがちで自分中心の思考をしてしまいやすい。内気な性格で感情的になりやすく、怒りっぽい。
「人格」…本来ならば知力に秀でており、研究や専門的な分野で活躍できる才能を持っているがメンタル不安や常に劣等感を抱えている状態に。
物事に対して敏感な傾向があり、ストレスをためないように心掛ける必要がある。
「外格」…気が強く、周りの人に必要以上にキツく当たってしまう。
何でも器用にこなすことが出来るが、集団行動になると自分の意見が通らない場合に雰囲気を悪くする原因を作ってしまうことも。
どんなに悪い状況でもギリギリのところで最悪の事態は免れる。
(; ・`д・´)あ、当たってない?
次に相棒のサクラ、フキを慕いつつ、いつも振り回されている印象ですが…
「総格」が大吉で、生まれ持った才能があり、強運の持ち主。
環境に適応する能力が高く、早いうちに出世ができそう。
「人格」は最大吉。才能がある上にうぬぼれずに努力を惜しまないために、日々成長が出来、自分に必要なものが何かを把握る上に自分の努力によって必ず結果にたどり着ける…スゲーな(゜o゜)
「外格」は大吉。コミュニケーション能力に長け、人から好かれやすい。
リーダーやまとめ役に向いているうえに、自分でどんどん道を切り開いていくが若干頑固な面があり、結婚をすると相手に浮気されて破局する懸念が。
「地格」は吉。好き嫌いがはっきりしていて思い込みが激しく、恋多き人生。熱しやすく冷めやすい傾向あり。
「天格」は大凶。知力に優れている分だけ、努力が報われないと精神的に不安定になりやすく、ちょっとしたことでイライラしたり。
人の心の痛みがわかる人柄でもある。
おお、合ってない?(; ・`д・´)
おまけ3
姓が不明なキャラクターが多い中で、本名ではなく通り名と思われますが吉松シンジの姓名判断はどうなっているでしょうか?
「総格」が最大吉。何事も器用にこなしてしまう反面、どこか厳しい、冷たい、近寄りがたい印象を持たれることも。
持ち前のセンスの良さ、感受性の高さを活かせば創作活動・スポーツなどでも幅広く活躍できそう。
以外にも理想と現実のギャップに悩むナイーブな一面がある。
「天格」は凶。お金に対する意識が強く、周りからはケチだと思われてしまうことも。
「知格」は最大凶。金銭面での苦労が多く、一度ハマってしまうと抜け出せない傾向があり。ギャンブルや投資に手を出してしまうと自分をどんどん悪い方向に導いてしまう傾向に。
また恋愛運・健康運はあまり良くないようで、過去の失恋などがトラウマになってしまうことも。
「人格」は大吉。面倒見がよく、リーダーシップを発揮できる環境にめっぽう強い。また周りから観られているという意識も強く、「人のお手本」であろうと気張ってしまうことも。
安定した環境に身を置くことで、精神的にも落ち着き、充実した生活を送っていくことが出来る。
「外格」は大吉。人に対して誠心誠意尽くすことができる。その反面、お願いされたら断れない部分もあり、必要ないことに時間を使ってしまうことも。
お願いされたことを適当に終わらせることはないので、周りから信頼される。
人を惹きつける力があるが、悪い人が近寄ってくることもあるので要注意。
「家庭運」「仕事運」は吉。家庭を持つことで仕事も一層エネルギーを貰って頑張れそう。
全体的な性質として千束とたきなの両方の性格を併せ持っているような運勢の持ち主のようです。
さて、文字数もバランスの良い頃合いなので今回もこの辺りにしておきたいと思います。
ではでは。
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