過食嘔吐と拒食症のきっかけ
過食嘔吐
初めて過食嘔吐をしたのは小学校5年生の時でした。
初潮を迎え、身長は止まり体重が少しずつ増えてきました。
当時小学生です。思春期の体の変化と共にふっくらする女子も少なくない時です。
子供は変化に敏感ですからすぐに口に出して指摘します。
「デブ」
思春期なのだからと頭で分かっていてもその言葉に傷つくものです。
初潮が来てもすらっとした手足の女子だっています。
頻繁に体重計に乗るようになりました。
1か月で0.5キロずつ体重が増えていきました。
初潮がき始めた時、155センチ45キロくらいだったと思います。
このまま体重が増え続けたらどうしよう。
なぜその思考に至ったのは定かではありませんが、
怖くなった私は友人とのお菓子パーティーのあと吐いてみることにしました。
体重は前日より-0.5キロでした。
ほっとして、嬉しくなりました。そこから何食か続けて吐きましたが
食べた直後でも次第に吐けなくなり、喉が痛くなってきました。
食事をするたびにトイレに籠る私を不審に思い、母に問いただされ
最初の嘔吐は習慣になることなく終わりを迎えました。
それが初めての過食嘔吐でした。
拒食症
中学に入り、いじめを理由に今度は拒食症になりました。
痩せたい、でも過食嘔吐は親にもばれるしお金もかかる。
今思えば158センチ48キロくらいでしたので、特段太っている訳ではなかったのですが運動部に入り筋肉もつき、見た目にはがっしりしています。
母に頼み、朝は菓子パンなどにして自宅で買っていた犬にこっそりあげていました。
給食はほとんど手を付けず副菜の野菜だけ。
夜は母が働いていたのもあり、野菜メインのおかずとお菓子だけ。
すぐに3,4キロ痩せました。
ゾクゾクと鳥肌が立つ感覚があり、胸のあたりや内腿の肉がなくなっていきました。
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