11/25 11:27
ねむい。
とにかくねむい。
やることがないわけじゃないんだけど、それよりも眠いんじゃ私は、、、
昨日の夜はあんまり寝れなかった。
飼い猫がすやすや寝ている私の手を噛み、払い、また噛み、また払って、またまた噛み、、、
ついには怒ってしまった。「お前、ふざけんなよ!どういうつもりやねん」と言ってバシッと叩くと、部屋から出ていく猫。
はあ~やっと寝れる、、、と布団にもぐったら、細い細い足が体の上を歩く感覚。
どしたん?また来たん?噛む?と聞いたら、少しの沈黙の後、小さく小さくゴロゴロ、、と喉を鳴らしだした。
頭を優しく撫でると、寄り添うように擦りついてきた。
かわいいなあ、、
これだから猫はかわいい。
そのあと、猫は甘えるに甘え、数十分後にやっと寝転がったが私はまた噛まれるのではないか?と思ってビクビクしていたら気付いたら朝だった。
今日はフレデリックのライブに行くというのに。安心して寝かせてほしい。
まだあの子は2歳。
2018年7月16日、家のすぐ近くのドブで高い声で鳴いていた。まだへその緒が付いた状態だった。
真夏の暑い暑い日。少し歩くだけで汗がドッと出て、喉もカラカラになってしまうようなそんな日。
母親はどこにも見当たらない。小さな小さな生命体は、体が泥だらけで本当に猫なのかどうかも分からない。
それでも必死に助けを呼んでいる。生きようとしている。
完全猫派の私たち家族3人は目を見合わせ、連れて帰ろう!と言った。(なんせ家の目の前ですし)
家に戻り、これ本当に猫か?犬か?でもニャーニャー言ってるのでは?ネズミとかだったらどうしようとか言いながら体中の泥を洗い流し、
なんとなくスマホで調べながら、段ボールにタオルを敷きその上に寝かせた。
寒いと死んじゃうかも!と私が言うと俺らがこんなに暑いのに寒いわけあるか!と父が言い、でも毛ないし体感分からんくない?と兄が言う。
私は部屋からあんまり使っていないマフラーを取り出し、タオルを敷いた段ボールの半分くらいにくちゃくちゃにして置いた。
とりあえず子猫部屋の用意はできたが、ミルクがない。
父がこれ飲むか?と言いながらいつも飲んでいるスーパーで買ってきた牛乳を与えていたが、私と兄は体に良くないんじゃない!!?と大騒ぎ。
うるせぇなお前ら!死んだらその時だわ!と言う父に子どもは黙る。いつも何だかんだ我が家は父の意見が絶対だ。
そのあと、なんとかして育てて、もう2年。早いなあ。(書くのが面倒になったので割愛。)
子猫は2時間ごとにミルクをあげないといけないのに、うちの子は平日の昼間8時間ほど放置しても元気いっぱいだった。
強い子だなあと思ってはいたが、育ってからもこんなに凶暴だとは思いもしなかった。
そしてこんなにも噛み癖が直らないとは、、、
私は日に日に腕の傷が増える。
それを見た彼氏が「ちゃんと躾してる?」と聞いてきたが、犬派の君には分からないだろうな、猫は人間の言うことを聞いてくれないのだ。
…もう少し年を取れば直るのだろうか。不安でたまらない。