【エッセイ】慶応SFCの英語の研究のためにできること、したいことを書いてみた
①ボクのしたいことーコア理論の先の理論の開発ー
ボクは、新しい多義語を包括する理論を作りたいと思っています。何かあたらしい理論を作りたい。それは多くの認知言語学をはじめとした理論言語学者が夢見ることでしょう。ボクの最初の指導教員は田中茂範先生でした。
彼は、コア理論と呼ばれる多義語に関する理論を1990年頃に提唱しました。いま、核心から攻める、に始まって、コア・ミーニングを基点として覚えるとか、そういうボキャブラリーの覚え方流行を見せていますよね。
元々、理論というのは、全てが良いということもなく、指導法に関してもですが「万人に共通した指導法については存在しない」というのがボクの基本的なスタンスです。
例えば、コア理論ベースで教えているとどうしても、コア理論の説明でしっくりくる人、しっくりこない人に分かれます。そして、それはーあまり言いたくないのですがー指導する教員側の説明する時の問題だったり、丸暗記した方が早いという学習者の言語経験に基づく問題であったりしますね。
ボクは、コア理論の先を作りたいと思っていて。そこから、ボクの作った理論から英語の新しい語彙指導が広がっていき、やがて、語彙は教えるものであるという概念が世の中に浸透すれば、日本の英語教育で苦しむ人は少なくなるのではないかと思っています。
そういう思いがあるから、頑張れています。そのためには、多義語を研究しているものとして理理論面にも、実践面にも精通していないといけないでしょう。それはあたり雨のことであるのですが、その「精通した」というレベルまではもっともっと頑張らないといけません。
まだまだ、ボクの研究には伸び代があってまだまだ頑張れます。
やってみます。
②研究の動機
ボクはかれこれ学部3年生の時から1日14時間、体が倒れない限り、コンスタントに研究しています。しかし納得がいなかい。ぼくが納得の行く制度で論文なんて書けないし、まだまだそこについては努力あるのみだと思っています。
ですが、ボクは指導教員の定年の都合上、博士課程を最低でも2年で早期修了しないといけません。残された時間はそこ尾までない。それでも、できると思っています。これならできる!というテーマに巡り会えて、それが好きならばそれでボクは構わないと思っています。
日本の博士課程ーこれは海外の博士課程でもそうなのか知りませんがーマイナスなこと、評判の悪いことがツイッターとかで流れてくることありますよね。ただ、だからこそ、研究に熱狂してやまない博士院生は1人くらいいてもいいのでははないかと思っています。そういう熱狂している感覚って周囲にも好印象を与えていくと思っています。
まあ、悲壮感漂う人がいても、あまり関わりたくないと思いますよね。研究は今のところ、非常に順調に進んでいますしやはり、毎日論文を書いていないと気が済まないというか。もっというよ、ボクの提唱している理論は世界に発信されるべき(これは流石に傲慢すぎたか)とまで思っています。
それは、素晴らしい動機になっているので是非とも叶えたいところです。最初は、論文を読むのも大変なところから、電車の中でも、バスの中でも論文を読み続けられるようになって、毎日が充実している感じがします。
ちなみに、ここまで研究しているのは1つ、ぼくがライフワークとしてやってみたいことがあるからです。次のセクションではそれについて書いていきますね。
それでは、次のセクションにまいりましょう!果たしてボクがやりたいことを、構想案ですが、まとめてみます。もしかしたら非現実的な夢想家と言われるのを承知で←
③SFC -SLAを世界一の研究拠点にしたい!
ボクの正式な所属は「慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程 1年生」です。三田や日吉の影に隠れて、また、理系の研究に隠れて、政策・メディア研究科というのはー少なくとも言語学研究という分ん脈においてはーそこまで全国的に知名度があるとか、有名かというと、決してそんなことはありません。
しかし田中茂範先生をはじめとして、素晴らしいメンバーが所属しているのが 英語セクションです。そして!なんと、大学における英語教育でコミュニケーションを打ち出した最初の大学のキャンパスであることはあまり知られていません。
日本だと、京大・筑波・広島大がその種の英語教育研究に強いと言われています(結構、学閥によって左右されるところが多いみたいだ)。そこにSFCの知見をどんどん世界に発信していく。
そのためには学部生・大学院生各々が互いに協力して研究知見を発表していくことが必要不可欠だと思っています。もちろん、今は慶応の湘南藤沢キャンパスで博士課程の院生をしていますが、そして、自分のやりたいことはなんだろうかと自問自答することもありますが、やはり、最後には戻ってくるのですね、湘南藤沢キャンパスの英語セクションを世界の英語研究中枢拠点としたいという気持ちに、戻っていきます。
ボクはなんていっても、湘南藤沢キャンパスに感謝しなければいけないことがたくさんあります、そして、そのことについては恩返しをしたいと思っています。
もちろん、ボクが慶応で専任で働ける可能性というのは限りなくゼロに近いですが、こういうことは自分がベストを尽くしたと言えるようになってから言いたいと思います。湘南藤沢キャンパスの英語セクションを世界の英語教育の中枢拠点にする。その方が、研究も頑張れます。これには個人差があると思いますが、ボクは研究には誰の何を解決したいのかという視点が必要だと思っていて、それは研究の欠かすことができない要素であると思います。
④最後に
以上になります。自分の夢をこうして語ってきましたがボクは自分の夢のためなら、頑張れます。今後ともひたすら論文を生産して、頑張っていくのみです。今後とも研究・研究室運営・学生指導など、楽しんで取り組めそうです。
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