ほぼ素人がゆるく手がける完璧を目指さないguitar DIY⑩鳴らせ!蘇った俺のストラトもどき!!
ども、VNDです
前回でやっと完成しましたストラトタイプのギター
今回はサウンド面がどうなったのかを話します
①導電塗料によるノイズ変化とサウンドについて
②リメイク後の大きな変化があった部位
③その他気づき
①導電塗料編でやったノイズ対策がどうなったのか
気になる方も多いですよね?
結論から言います
効果は「有りました」
導電塗料によるノイズ対策で学校で完成させた
直後よりもかなり「ジーーーーー」というノイズは
格段に減ったのですが
完全に消えたわけではありません
使ったアンプはorangeのCRUSH 15という小型のアンプ
内部にクリーントーンとオーバードライブのスイッチ有り
クリーンから音出しを開始してvol.を上げた状態でチェックしました
この時はボリュームを最大近くまで上がるとややノイズが入る という状態
次にオーバードライブをONした状態
歪み量(gain)はわかりやすくするためにフルテン(max)にしてます
gainがMAXでもボリュームを絞っているとそこまでノイズは目立たず
ボリュームを上げていくとやはり「ジーーーーー」
という音が多少出ます
さらに歪みが強い自作エフェクターのFUZZと distortionを使用しました
FUZZはエレハモのビッグマフ
distortionはプロコのRATをサンプリングした物です
どちらのペダルもgainとボリュームのバランスで
クリーン寄りならノイズ目立たず
歪みが強いとノイズは出るといった結果に
ただ 弦を触っていればある程度は抑えられます
結果として
①アンプ側のボリューム
②歪み系のgain量
の2つを上げすぎるとノイズがでる
完全にノイズを消す事は可能か?
使った事がないのでわかりませんが
おそらく交換用PUでノイズレスの物は
導電塗料やアルミ箔などのノイズ対策をするより遥かに
ノイズが少ない物になると思われます
ただしどんなにやってもハムPUにはノイズキャンセリングとしての機能はかなわないかもしれません
主観ですがシングルコイルPUのメリットとして
ハムPUよりもピッキングニュアンスが出やすい
デメリットとしてノイズを受けやすい
という事ですが
ノイズとして出てしまう部分も含めて
シングルコイルPUの味わい なのかなと
エフェクター類によるノイズリダクションをかけたり
ノイズレスピックアップをつけたりすることも
検討していましたが
どちらもハイの音が削れやすい とか
シングルらしい音ではなくなることから
シングルコイルとしての雰囲気を大事にしたかったので
気にならない程度にノイズが収まる対策ができた
という形で答えが出ました
それとサウンド面について
アンプのイコライザー設定は
トレブル 7
ミドル 6
ベース 4.5 です
全て5に揃えた状態でもやりましたが
アンプのキャラ的にもミドルに音が固まるので
少しバランスを変えてます
スタジオでよくあるMarshallやジャズコーラスあたりの大きなアンプになるとさらに変わると思います
その場合はボリュームペダルや本体のボリュームなど
自分でノイズを減らそう というのも大事かと
導電塗料によるノイズ対策は
「やらないよりやったほうが良い」という個人的見解
でした
さらに申し上げると
元のPUを活かした理由があって
出来立ての頃のキンキンいってたハイの音の変化
コレがどう変化したか が面白かったのです
それこそが②の話になります
作った頃はPUも新品だからか ノイズ無対策の為か
キンキンと耳につくハイが出過ぎてました
その時使っていたアンプはMarshallが多く
ハイやプレゼンスといった高音域を
調節するのが大変でした
ところが導電塗料を塗ることで
ハイが落ち着いてミドルが少し前に出るように
今回の導電塗料による 多少の高音域の削れが
良い結果になったとも言えます
全体のセッティングによるところもありますが…
欲を言えばローもちょっと出て欲しかった笑
特にセンターからフロントのポジションのPUで弾くと
そこそこ甘い音でいい感じに鳴ります
fender純正のPUのベルトーン(鈴鳴り)
とまではいきませんが
お金をかけずにリメイクした結果としては
良い結果になりました
そりゃ出来たらfenderノイズレス系PU
DUNCANのYJM FURYやSSLシリーズも
試したかったのですが予算的に断念
元のPUも学校の教材なのでそこまでハイパワーPU
ではないと思ってたので
次に変えるときにその変化を楽しむのも良し
アンプ側やエフェクター側で非力さを補う楽しさも
有って良いのかなと感じました
ピックアップ交換はそのうちやる予定なので
できたらまたnoteにします
その他気づきとして
1番影響が大きかったのはナットです
滑り良いBLACK TUSQ XLに変えた事
弦高がバランス良くなり弾きやすさに直結
自分で溝加工するより遥かに
時間と値段のコスパが良かったですね
音の分離感 ツブ感が良くなる
それに加えてネックからブリッジを通って
ギター全身で鳴っているような感じで
音が出てくれるようになる
元のナットがプラみたいな安い材だったのもあり
こんな小さなパーツでここまで劇的に変わるのは驚き
安い入門ギターなど そういうものにも効果が
ありそうなナット交換 オススメです
1本目のSTタイプはネック角度が基本ボディやブリッジに並行しているので
ナットのバランスさえよければ別物かと思うくらい
弾きやすさが変わります
これも多分ですが ブリッジのサドルのコマも
この素材にいずれ変えます笑
家弾き用としては最高に良いです
それと今更ですが歪み系の感触
バンド練習してた頃はとにかくハムPUの歪みの音にハマってたので
Marshall直アンでフルテン!みたいなノリでしたが
今はだいぶ落ち着きました笑
特にFUZZなんかはそのキャラクターゆえに出番が少なくて
distortionばっか使ってました
今はシングルコイルPU→アンプ側で
ギリギリ歪まないくらいのセッティングか
FUZZでかなり軽めにかけた歪みが
心地よく感じるこの頃です
FUZZ
gain 0.5〜5
トーン 8〜10
ボリューム 2〜9の間で調整
distortionも使ってみましたが
FUZZと違いシングルコイルよりも
ハムPUの方がきれいに歪みが出るので
やはりハムPUの方が使用回数多めに....
distortion
gain 2〜7
トーン 7〜10
ボリューム 2〜8
といった具合で遊んでます
同じセッティングでもdistortionは特にハムPUの方が
「らしい」歪みが出ます
KORGのトーンワークスAX1000Gという
マルチエフェクターも使ってますが
出る音が綺麗すぎるので
空間系とボリュームペダル リバーブをメインで使うようにしています
こっちで音作ると本来の音がわからなくなるので笑
夜弾くときの方がメインです
あとストラップですがコスパも大事ですが
滑りにくさも考慮して
アーニーボールのjacquardの物にしました
ポリプロの物だと安くてコスパは良いのですが
ちょっとペラすぎるのと滑りすぎて頼りなかったので....
ストラップロックはfender純正のシリコンの物
ストラップロックのシリコンめちゃ良いです
ロックピンとかに換装しなくても十分です
値段も安いし!
やっと1本目の記事がコレにて終了です
ここまでお付き合いいただき本当に感謝しております
.....まだこれで終わるはずないじゃないですか笑
20年越しにまた絶望に落とされるとは.....
あの問題児が次のnoteになります.....
次回! Pt.11 絶望!復活の問題児!! の巻