中国から学ぶビジネスの考え方
いつもインフラばかり考えているので、少し休憩。
この記事を読んでくださる読者の皆様は中国企業といえばどのような印象をお持ちだろうか。
物の品質が悪い、監視社会などいろんなキーワードが僕は想起した。
しかしその一方、Tiktokは日本を含め世界で大流行し、ファーウェイを利用している日本人ユーザーも多い。
その価値はどこにあるのだろうか。
ウイグル問題や尖閣諸島などの領土問題をはじめ様々な社会問題がある中国。
いちビジネスマンとして(いかんせんエンジニアだが)、取り入れるべきは取り入れ、実践できることは実践し、自分の価値を磨いていきたいと思い、勉強してみようと思う。
今回参考書として読んでみたのがこの本。
リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」
永井龍之介著
詳細はこの本を読んでほしいし、ネタバレはいけないと思うので、Amazonレビュー並みのあらすじレベルで私が気になった部分だけ今回は取り上げたい。
日本人、とりわけ僕は失敗することが怖い。
できるだけそつなくやりたいし、間違って恥をかくことからできるだけ逃げてきたと思う。
しかし結果として無難なことしかやらなかったし、実際それが自分のためになったかと思えば、わからない。
そこがこの本の中の中国人と違うところなのだ。
中国のビジネスは、とりあえずもの・サービスをたくさん出す。それが完璧でなくても出す。
それもすごいスピードで。
だからその部分を切り取れば中国製のものは悪く感じる。
中途半端なんだから。
しかし、その結果、市場が食いつけばそこに力を注ぐ。
ブルーオーシャンを想定するのではなく、まずは小さい池をつくる。
売れなければ撤退でいいし、売れればそこに徹底的に力を注ぎ、海にしていく。
このため中国人は失敗を恐れないという。
なぜ失敗したかは考えるだろうが、失敗は恐れないそうだ。
それはいいなと思った。
また真似をすることを恐れない。
真似しても儲かればいいのだ。
そのためもあり、作った製品は真似される危険がある。だから市場が食いついたと思えば迅速に形にしていく必要があるのだ。
それにはずっとアンテナを張り続けないといけないし、労働時間も働き方改革を進める日本人とは大きく違うそうだ。
意識が違う。
このままではいけないなと思う。
詳細はこの本を読んでほしい。
ウイグル・尖閣を考えたら、連携する必要はないと思う。
それはこの著者とは意見が異なるが、
中国におけるビジネスの考え方は、資本主義だからこそ取り入れる必要があるのかもしれないと思った。
そんな話。
AWS SAAを控えているので今日はこの辺で。
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では