大門

仏道とアイマス(ニコマス)に生かされている電脳修行僧

大門

仏道とアイマス(ニコマス)に生かされている電脳修行僧

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アイマスは麻酔なのか?

極論するなら、そんなのは接する人次第である、という話なのだが、これは私から見たアイマスの話である 「麻酔コンテンツ」と「覚醒コンテンツ」これは漫画家の山田玲司さんが、『山田玲司のヤングサンデー』においてしばしば話題にするコンテンツの二分法である 第19回 26:06 辺りからが初出のはずだが、玲司さんのことばから簡単な定義を拾っておくと 麻酔コンテンツとは 「苦しい毎日からの逃避のために、都合のいい作品」 覚醒コンテンツとは 「世界の見方を変えて、自分を変えてしまってく

    • ヴイアライヴは問いかける

      ヴイアラことPROJECT vα-livは、3人のアイドル候補生のデビューを賭けたオンラインライブを今週末に控えている 活動発足から追ってきた者のひとりとして、何かしら後押しができればと思い記したい 今現在、アイマス全体としては既存ブランドや『学園アイドルマスター』に話題をさらわれており、ヴイアラの注目度は低いと言っていい これは発足当初からで、運悪く直前にミライアカリさんの一件があったことなども向かい風となり、アイマスにしては低い注目度のまま推移している ただこれは過度に

      • 軽率に「iM@Sオールスター」タグをつける活動をしています

        ニコマスにおける「iM@Sオールスター」というタグは、狭義には765ASが総出演する動画につけられている なんせシンデレラ以前からあるからだ ブランドが増えていく度、いわゆる「越境」動画にこのタグがつけられればよかったのだが、今のところそう多くの動画にはつけられていない 記憶に新しいところでいうと、こちらの素晴らしすぎる動画にも「iM@Sオールスター」タグはついていなかった そこで、軽率に「越境」動画にこのタグをつけてみることにした ニコマス動画がランキングを賑わしていた

        • シャニマスライブ音源の丁寧丁寧丁寧なパン振り

          オーディオ環境を一新したこともあり、改めてアイマス楽曲を聴きなおすなどしていたわけです ふとこちらのMUSIC DAWN試聴動画を見たわけです すでに何回か見ていたのですが、今回音響に注目していたところ、 (ボーカルが立ち位置に合わせてパン振りされている…⁉) と気づいたわけです パン振りとは何ぞやと言いますと、楽曲のミックスにあたって、ボーカルや楽器の音を両耳の間のどこで鳴っているようにするかという話です 複数人のボーカルを処理する場合、例えばシンデレラのピンクチェッ

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        アイマスは麻酔なのか?

          「少年マンガ読者に少女マンガを薦めるなら」考

          先日、因幡はねるさんのChにて放送された「少女漫画プレゼン」を楽しく拝見したところで、自分ならどうするかしばらく考えていた ジャンルの際細かく考えていくと、掲載誌によって厳密に少年マンガと少女マンガを限定することもできるが、「少女漫画プレゼン」でもそうであったように、ここでは広く男性向けを少年マンガ、女性向けを少女マンガ程度に考えることにする 少女マンガ好きにとってみれば、一番コアなところを薦めるのは自然な心理だが、異なるジャンルに生息する人に薦める場合、それが最善手では

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          道連れ(いい意味で)は心地よい

          LGBTQ、あるいは二次元における百合とかBLも含め、人の性にさまざまバリエーションがあることが認知されてきた昨今 それ自体にはいかなる反感もないし、百合は享受しているまである ただ、イデオロギーやジャンルとして広まることは、人の認識の幅を広げるよりも、むしろ認識を上書きしてしまうようにも見受けられる 枠組みは後からつくられるのだが、できた途端に「そこに入れよう」という意識が強くなりすぎてしまうのだろうか 例えば書き物や音楽のジャンル論争を見るたび、私にはなぜそれにこだわ

          道連れ(いい意味で)は心地よい

          椎名林檎「鶏と蛇と豚」MV考

          普段アイマス楽曲と多少のアニソンを聞くぐらいで、椎名林檎の名は知れど曲に反応したことはなかったタイプの人間が、彼女の新曲「鶏と蛇と豚」にティンときた!という話です 先に『三毒史』というアルバムタイトルが公開された時点で、仏門の身として気にはなっていたのですが、MVを見てみたところ延々とリピートすることになったので、気づいたことなどをメモ程度に ちなみに椎名林檎×アイマスというと、「女の子は誰でも」をデレマスの一ノ瀬志希が、提供楽曲ですが「カプチーノ」を765の水瀬伊織がカ

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          卯月コウと叶(にじさんじではない)の話

          あるいは自由についての話 誰しも自由を求めている 自由になるためならば人は生まれ変わることも辞さない 仏道ではそれは「出家」とか「得度」と呼ばれる この世にいながらそれまでの生き方を捨てるわけだ 「解脱」とか「悟り」というのも自由と同じことである エンタメの世界でも「輪廻」や「転生」を主題とする物語が作られてきたが、最近でいえば、小説家になろうの所謂「転生モノ」の根底にある動機もまた、自由を求めてのことだろう この世での理不尽とか不自由をリセットするために、生まれ変わっ

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          小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』覚書

          富野由悠季による原作小説版に関する覚書です ネタバレあり 去る1月11日、この作品の映像化が正式にお披露目されました 若かりし日に初めて原作小説を読んで以来、心に残り続けているというか、忘れるに忘れられない作品ですが、これを機に読み返して気づいたことなどを記しておきます 既読前提にて、基本的な説明は省きますのでご了承ください マフティー・ナビーユ・エリン ハサウェイ・ノアが名乗る「マフティー・ナビーユ・エリン」という名前 作中ではスーダン語・アラブ語・古いアイルランド

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          ノートの方針

          私が何者かと言われれば、ただのアイマス好きの仏道修行者なのですが、近ごろ考えたことをまとめておきたいと思いはじめまして、noteを書いてみむとする次第です 最初の数記事はブロマガに投稿していたものを読みやすくして残し、その後徒然なるままに書いていく予定です ストレートにアイマスや仏道のことでなくとも、自分の中では関係するものもまた記事の題材としています 基本的にたくさんの人に読んでほしいというよりは、わかる人に届けばいいかなぐらいの気持ちで書いております どうぞよしなに

          ノートの方針