心に残る上司の言葉3選
私はこれまでケーブルテレビ会社の営業局で訪問営業を2年、本社で業務改革や中期経営計画を8年、税理士事務所兼コンサルティング会社で税務顧問とコンサルティングを8年経験してまいりましたが、その中で上司や周りの方々から聞いて心に強く残っている言葉を書いてみます。
困ったことがあるなら早く言えよ。俺がお前に相談されて嫌な顔をしたことがあるか?
ケーブルテレビ営業局の訪問営業のチームリーダーから頂いたお言葉です。営業をする中で顧客とトラブルになってしまい、まずは自分で解決しようとしたけれど上手くいかず、しばらくしてから上司に報告した際に言われました。なんという男気でしょう。いまでは私がチームリーダー、メンバーにもこのような姿勢を忘れずに接しています。
他の部署に協力してもらうなら感謝を忘れたらだめだよ。
ケーブルテレビ会社の本社で他の部署の先輩から頂いたお言葉です。本社では企画側の部署で業務をしていたので、様々な部署から資料をいただいたり、打ち合わせにご協力いただいたりすることが多くありました。当時は私に至らぬ点が大変多く、皆様にご迷惑をおかけしたと思います。この精神を決して忘れずに、関係者と協力していくことを心がけています。
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか?」スティーブ・ジョブズが2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの中の一文です。ケーブルテレビ会社の本社にいたころ、当時の副社長がジョブスのスピーチを印刷して皆に配ってくださりました。"Stay Hungry. Stay Foolish.”が有名ですが、私はこの一文が心に残っています。当時の副社長は「明日死ぬと思って、きょうを悔いのないように生きろ」と意訳してくださいました。真理だと思います。
(番外編)
住宅ローンをボーナス払いにしないほうがいい。何が起こるか分からんからな。
ケーブルテレビ会社の本社で親会社の商社からの出向者である上司から言われたことです。折しも、その商社がアメリカの油田関係で多額の特別損失を計上した年のお言葉でした。何が起こるか分からないのが人生。このお言葉もまた、私の胸に深く刻まれています。