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主観的写真と客観的写真

写真記事1回目は"主観的写真と客観的写真"
について記していきたいと思います

さて

主観的写真と客観的写真とは?なんぞや


まず主観写真から説明いたします
主観写真とはズバリ!
自分が撮りたいという氣持ちがあってその人の意地が全面に出ているのが伝わる写真です
早速作例を見てみましょう

人と影を主題とした主観的写真

さて上に載せた写真は皆様にはどう写るでしょうか
写真には必ず主題と副題が存在します
この写真の場合、主題は歩く人と縦に伸びた影です
副題はこの背景です
見る人によっては人が主題となったり影が主題となったりします
しかしこの写真が目にいくのは人と影になる人は多いのではないでしょうか
つまりこう撮りたい!というその人の意思が押し出されそこに個性がある写真を主観的写真といいます


反対に客観的写真とはどういうものでしょうか
ここから説明が難しくなるかもしれませんので先に
作例を見ましょう

こう撮りたいという主観を抜いた写真

この写真は池の水面と奥にある橋と森しか写っていない、いわゆる退屈な写真に見えるかもしれません
最初に見た写真と見比べて違いはどうですか?
こう撮りたい!という主張がない、もしくは少ないように感じたりしますでしょうか
この主観を徹底的に抜いた写真こそが客観的写真と定義付けています
主観を抜いた客観的写真はその時見ればつまらないものに感じますが次の日に見たら、見た時の氣持ちは最初に見た氣持ちと差異を感じませんか?
人は感情がある以上、毎日氣分で動いています
例えば食事です
昨日の夜に食べた料理を次の日のランチに同じ料理を食べる人は少ないでしょう
このように人は生きている以上、その時その時に自分に合う適度を探しています
それを写真に置き換えると毎日同じ写真をみた時に感じる氣持ちに違いが生じます
同じ写真を毎日見て
あぁ今日もこれか
そういえば今日は会議あるな
あぁ最悪な一日だった

など毎日は変わるので些細なことでも氣持ちも変わるものです
そう感じること目的として撮る写真を
客観的写真の魅力なのです

これは主観的写真より無意識でその日その時感じている意識の現れとなります
毎日見るものをどう感じるかを写真に置き換えただけなので、実生活で他の物に例えられる事も沢山あります

これこそが写真の魅力であり客観的写真の醍醐味なのです

最後に主観的写真と客観的写真に善悪はありません
写真を撮る側は自分が切り取りたい瞬間に主観か客観かを選んでるに過ぎないです
だからこそ自分が得意な方を使い分けたりする自由な選択をできるのがカメラの最大の楽しみかと思ってます

動画でも残してますのでよろしければ見てみて下さい

https://youtube.com/@vlog_tottiy?si=_5Qa7AhILb-RNZHy


それじゃまたね


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