あいまい日記 5 ─平日の生活サイクル
09:50に起床。10:00に家を出る。10:45事務所に到着。コンビニで買ったドーナツとカフェオレ。Yahooニュース。11:00から仕事をはじめる。14:00頃には昼食に出る。15:00仕事再開。カフェイン100mg。18:00小腹が空くのでコンビニへ。チョコかナッツ。21:00片づけをして帰宅。22:00夕食。22:30仮眠。00:00ゲーム、動画、文章。03:00入浴。04:00就寝。
平日のタイムスケジュール。もちろん多少ゆらぎはあるが、平均すると大体こんな感じだ。これは私自身が意識的にコントロールしてこうなっているのではなく、気づいたらこうなっていたというものだ。全然理想的ではない。
一番の問題は睡眠が足りていない。上記だと5時間50分だ。最低7時間は欲しい。8時間なら最高だ。最近はっきりと理解するようになったが、朝、仕事に向かうのが憂鬱になるかどうかは8割が睡眠に拠っていると言っていい。そのように「はっきりと理解」しておきながら、しかし上記のような睡眠時間になってしまっている現実がある。ままならないもんだ、と肩をすくめてやり過ごすのもそろそろ限界だ。睡眠は体にとっても心にとっても、あらゆる健康の土台だ。この世に本当に意味のある健康法というのは数少ないと考えているが、睡眠の量と質のコントロールは間違いなくそのうちの一つだ。生を大事にするつもりなら、まず睡眠を大事にするべきだ。
もう一つ改善したいのは朝。9:30には起きたい。そして家で朝食を済ませたいと常々思っている。常々思っているができていない。通勤途中のコンビニだととりあえず菓子パンなどを買うしかないが、家でならヨーグルトと生のフルーツなどを食べられる。これらはコンビニでも売っているが、毎朝コンビニの単品ヨーグルトとカットフルーツを買っていては高くてかなわない。やはり家で食べるのがいい。憂鬱も1割くらい減るだろう。
今よりも理想に近づいたタイムスケジュールを検討してみよう。
9:30に起床。ヨーグルトと生のフルーツ。10:00に家を出る。10:45事務所に到着。カフェオレ。Yahooニュース。11:00から仕事をはじめる。14:00頃には昼食に出る。昼食はカフェで軽食。文章。15:00仕事再開。カフェイン100mg。18:00小腹が空くのでコンビニへ。チョコかナッツ。21:00片づけをして帰宅。22:00夕食。作り置いた野菜スープなど。22:30ゲーム、動画、文章。01:30入浴。02:30就寝。
これで睡眠時間は7時間。上記なら十分現実的に可能だと思えてきた。しかし何度か上記のような調整を試そうとしてうまくいかなかった最大の問題はいつもより早めに横になっても寝付けないということだ。なんとか調整しようと睡眠改善剤を飲んでみたこともあるが全く効かなかった。
これまでの経験上、私が自分の生活について改善したいと思ったとき、無理に頑張ってみても直ちに行動を変えることはできない。しかしできないなりに、そうしたいという意識を持ち続けることで、ふと時期が熟したときにできるようになる。意識レベル・無意識レベルの塵のように細かい積み重ねが閾値を超える瞬間があるのだろう。私のように自分の行動や習慣をすぐに変えるのが苦手な人は、望む場所に向かって匍匐前進で日毎にじりじりと近づいていくイメージを持っておくといいだろう。1mmずつでも近づけば、そのうち辿り着く。人生は神がかりになるにはあまりに短いが、小石を積んで立派な塔を建てることができるくらいには長いものだ。