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DeepLくんと翻訳作業を頑張ってみた

最近、kindle本が売れません…。2024年はそこそこ売れてたのに2025年はさっぱり。
いったいどういうことかと考えてみれば、新刊を出してないからですね。ええ。知ってました。

kindleで売れ続けるコツは、SNSで宣伝を怠らないこと、定期的に新刊を出し続けることの2つが基本で絶対だと思いますが、仕事が忙しいとなかなかそこまで時間がとれない。

というわけで、ラクして冊数を増やそうとDeepLくんに翻訳作業をお願いしてみましたというのが今日のお話です。

そもそもAIに官能小説なんて翻訳できるのか?

これは結論から申し上げますと、可能です。
なぜかと言うと、DeepLくん、凄くエッチだからです…。

いや、実のところ、私は成人作品におけるAI翻訳の有用性をあまり期待してなかったんですが…

いや、コイツすっげぇわ…

って、なりました。いや、だってエッチな単語とか容赦なく翻訳してくれるんだもん。こいつ、かなりのHENTAIさんやで…。

というわけで、官能小説の翻訳それ自体は現段階でも充分に可能な水準に達していると考えます。

ただし、これはあくまでも翻訳の可能性について述べたまでで、だから自分の作品を丸投げで翻訳できるかというと、そういうわけでもなさそうです。

では、いったい何が問題なのか、もう少し詳しく説明していきます。

DeepLくんは主語の省略に弱い

今回、DeepLくんと共同作業をしてみて、まず感じたのが

DeepLくんは主語の省略にめちゃ弱い

ということです。

まあ、主語の省略は日本語の特殊性の最たる例でもあり、外国育ちのDeepLくんに理解しろというのも酷な話ですが…

ともかく、そういった弱点があるので、私のような三人称一視点を多用する作家の作品を丸投げ翻訳すると、

それはもうエラいことになります。

省略された主語をDeepLくんが一生懸命考えてくれるのですが、だいたい間違ってます。自分の文章力に問題があるのか、と頭抱えるレベルです。

というわけで、DeepLくんに丸投げしても、基本的にそのまま読めるものにはなりません。

じゃあ、どうするか。それをこれから考えていきます。

結局、最後は人力で修正していくしかない

これも結論から言ってしまうと、「最後は人力でやる」しかないと私は考えています。

えー? そんなの無理だよぉ…

と、お嘆きの皆さん、諦めるのはまだ早い。

そうです。私達には強い味方がいます。DeepLくんですね(ぇ

修正作業にもDeepLは使える

じつは、修正作業にもDeepLは使えます。
まず全体をざっくり翻訳して、おかしなところを人力で加筆・修正、再度部分翻訳してみれば、違和感のある部分が修正できているかどうか確認できます。

面倒くさいじゃん、と思われるかもしれませんが、最初から人力でやることに比べればはるかにマシです。

そもそも、普段日本語しか使っていない人は、絶対的な語彙力が不足しているわけですから、自分の小説を辞書とにらめっこしながら逐一翻訳していくことになります。ぶっちゃけ私程度の英語力では一生終わりません。

そんな感じで、ただいま鋭意翻訳作業中です。
完成したら、またこちらで報告・紹介させて頂きますね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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