疑似ホログラムゲーム「タイニードライブ」の紹介
こんにちは。株式会社PortalgraphのROBAです。この記事ではPortalgraphを使って作られた疑似ホログラムドライブゲーム、「タイニードライブ」の紹介をします。
とはいえ、動画を観てもらえば説明は不要かもしれません。
私達が開発したPortalgraphは、プレイヤーの視点に合わせたトリックアートのような映像を3Dプロジェクターで投影することで、スクリーンにまるでVR空間が存在するかのような体験を提供する技術となっています。タイニードライブは、このPortalgraphを壁にかけたスクリーンではなく机に投影し、机の上を小さな自動車が走り抜けるような体験ができるゲームとなっています。
40歳以上の人でしたら、この映像を見たらピンと来ると思いますが、タイニードライブは関西精機製作所が1959年に発売した「ミニドライブ」のオマージュになっています。
ミニドライブの内部構造の調査と、幼い頃に遊んだ思い出を元に、ミニドライブの操作感覚をできる限り再現してみました。また、ミニドライブは流石に今となってはかなり古臭い内容だったので、岩を避けながらお菓子を集め、途中でスターを取ると無敵になって岩を吹き飛ばせる、という内容に変更しています(それでも80年代感がありますが)。
まるでそこに実物が存在するような体験を提供するPortalgraphを使ったゲームを作るに当たりどのような内容にするか考え、実際に物体が存在するエレメカがモチーフとして面白いのではないかと考え制作しました。60年以上も昔の作品を2023年の最新技術で蘇らせるというのが楽しいのではないかと思っています。
あまり機会もないと思われますが、どこかで見かけたらプレイしていただけると嬉しいです。