#だつもうふともも の歩き方 1st チェックポイント
どうぞー、の声を待って部屋に入ります。待ち列がかなり長くなってたので、少しでもハケを良くするために、某仕事人さんと同時入室。
中では、床に足を投げ出し壁にもたれるようにして、あゆさん(優?)が眠っていました*。
と同時に、部屋の中に流れるいたずらっ子のような少女の声。
「〜(謎)〜、眠り姫を起こせるかしら?うふふふふ」
謎を解いてみたところ、どうやら、壁ドンすれば彼女は目を覚ましてくれるようです。某仕事人さんと声を掛け合って、タイミングを合わせて壁を"ドンッ!"。
目を開いた彼女*に声をかけつつ、指示されていた犬の写真を見せます。せっかくなので、入手した写真を順に見せ、最後に一番可愛い奴と言って、我が家の長男君(前のノート参照)を見せると、
優(?)「可愛い!でも、気に入らない!私、犬嫌いなの。ロクな思い出ないから!!!」
優(?)「大好きな犬の写真を撮ってくるように言ったのは私なのに、なんで?という顔してるねぇ。実は私は貴方の彼女の優ではありませーん\(^o^)/」
(外から聞こえてたので知っt以下自粛)
優(?)「私の名前はレイ。日頃からリア充爆発しろと思っている私としては、君たち2人が幸せそうにデートの約束しているのを見てムカついたので、彼女に取り憑いて呪いをかけちゃいましたー。私の死亡時刻までに呪いを解かないと、彼女は君との思い出も、君自身の事もぜーんぶ忘れちゃいます。ホホホ、ザマアミロ。あと、君の大事なものをもう一つ頂いちゃいましたー。なんだかわかる?」
???これは真剣に思いつかず、かばんの中を見ろと言われて覗いてみても判らないでいると、某仕事人さんが気付いてくれました。
「指輪・・・」
レイ「その通り!君が用意した大切な指輪も、私が隠しちゃいましたー。もし彼女の呪いを解くことが出来たら、彼女は君の事を忘れないし、指輪も返してあ・げ・る」
で「君は?呪いを解いたら、君はどうなるの?」
レイ「私は・・・(言葉を濁らせる)、君にこの紙をあげる。ここには私が生きてた頃に行きたかった、理想のデートスポットが書かれてるの。これ全部に連れて行ってくれたら、彼女の呪いを解いてあげる。生きてる人間に取り憑いてるのも疲れて来たから、私は彼女から離れるけど、見えないけど君のそばにずっといるから、その紙のデートスポットに連れて行ってよね!」
そういうと、あゆさん(優)が急に崩れるように倒れました。そして身体を起こして、不安そうな表情で目を開きます*。
優「あれ、私・・・」
で「大丈夫?」
優「うん、でもなんだか寒い。」
で「色々あって、君ともう一人、助けないといけない人が出来たんだ。二人を助けるために行かないと行けない場所があるから、行くね。」
優「えっ、行っちゃうの?私、なんだか怖いよ。」
で「最後は必ず君を助けに帰ってくるから、待っていてね。」
優「うん、わかった。でも、必ず帰って来てね*。」
こうして、彼女にかけられた呪いを解くべく、渡された紙が示すデートスポットを目指して、再度、駒沢大学駅前の街へと向かったのでした。
*:キュン死ポイント(詳しくは後のノートで)