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「無駄な経験」こそ宝物。

1.自分らしく生きるためには

キャリアとは、生きること。
「自分らしく生きる」ためには

「キャリアを”自分らしく”デザインする」
ことから始めてみようと思うものの

「じゃあ一体どうやって?」
と、戸惑ってしまう。

そもそも「自分らしさ」ってなんだろう?

2.自分らしさの根っこにあるもの

その答えのヒントを
意外なところから見つけた。

それは
神田橋條治先生のセミナーに参加したときだった。

先生のこころの治療のときの考え方をもとに
私自身がキャリアの視点でとらえた解釈は
「自分自身が困難に直面したとき、その状況から脱出しようとする。
そのときの手がかりとなるのは、自分が今までの人生で蓄積してきた
資質や文化の中にヒントがある」
ということだった。

今までの人生で蓄積したきた資質や文化というのは、勉強や仕事
だけでなく、「あらゆる経験」を含むものであり、一見「無駄」
ともいえる類のものだったりするのだ。

「そんなことをして意味あるの?」などと周りから言われても
お構いなしにやり続けているようなことだったり、なぜかわからない
けれど、これをしているときの自分はワクワクしているなぁ、といった
経験こそが「自分自身の資質や文化」そして「自分らしさ」につながる。

そう考えると、一見「無駄な経験」は、実は自分自身の資質や文化を
蓄積していくための大切な宝物なのだ。

3.「無駄な経験」こそピンチを救ってくれる大切な存在

自分がピンチな状況に陥ったとき、無意識のゾーン(神田橋先生は
よく無意識プールとおっしゃいます)に収納されている、これまでの宝物
(無駄な経験)たちの中から探すことができる。宝物が多ければ多いほど
選択する幅が広がる。宝物は、自分がピンチな状況になったときに救って
くれる、大切な存在なのだ。

だから、「無駄なことはしない」「効率よく生きる」ことばかりに目を
向けていると、いざというときにチャンスにつながる選択肢がなくなって
しまう。選択肢が限られ、追い込まれた状況になったときに、こころが
不安定になったり、病んでしまったりしやすいのかもしれない。

実際、こころの相談を受けていても、クライエントの方の多くはとても
まじめで一生懸命で、ストイックな生き方をされてる方が多い印象を
受ける。もっと様々な経験をしながら、視野を広くしてみることも必要
なのかもしれない、とよく思う。

4.「無駄な経験」をたくさんストックしていくために

「誰かに評価されるために頑張る」のではなく、「自分自身が心豊かに
ワクワクしながら生きること」を大切にしながら生きていくことで、
「(無駄な経験という)宝物」をたくさんストックしていく。

そのためには、
①ときにはほっとする時間、ボーっとする時間を設けて、
自分自身を自由に開放してあげる時間をつくることから始めてみること。

そして
②「なんだかわからないけど、ワクワクする
と感じたときに、見逃さずにトライしてみること。

そのためには
③「ワクワクしている自分の気持ち」に気づくアンテナを立てること。

そのためには
④「日々のささいなできごとにも幸せを感じる」ことを意識しながら
過ごすこと。

…と考えていくと結局は
日々の幸せをいっぱい見つけよう🍀」ということにつながるのだ。

「今日はどんな一日にしようかな」

毎日に感謝し、ワクワクしながら生きていこう。

今日も、読んでいただきありがとうございます♡

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