![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60509351/rectangle_large_type_2_c8c19a71e30b04b120e8cd67b5ef2559.jpeg?width=1200)
白黒の絵がひとつあったなら
レーザーカッターや3Dプリンター、聞いたことはあるし、なんとなくやっってみたいけれど、特に作りたいものもないし、何ができるのかも分からないし……と思っている方へ。
白黒の絵をひとつ用意しましょう!そして試しに使ってみてから、どんなふうに、自分にあわせて使えるのか考えてみるというのはどうでしょうか?
たとえばこんな感じで、白黒の絵(SVG形式)がひとつあれば……、
![スクリーンショット 2021-08-30 16.02.19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60141573/picture_pc_bc4af7f1cd155124246ab511dd0b1217.png?width=1200)
このデータを元にカッティングマシーンでステッカーをつくったり、レーザー加工機で彫刻してアクリルキーホルダーをつくったり、3Dプリントしてクッキー型をつくったり、いろいろなことができるのです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60509942/picture_pc_6c0902e889d6f1ecd549c84ad9ba576d.jpeg?width=1200)
さあ、早速やってみましょう!
1.白黒の絵を用意する
白い紙に黒のサインペンで描いてもいいし、お絵かきアプリで描いてもOK。コツは細かすぎないようにすること!切り絵なんかもいいのではないかと思います。
2.SVG形式にする
絵を用意したら「SVG形式」のデータにしましょう。手描きのデータの場合や、アプリからSVG形式で直接書き出せない場合は、Adobe Capture(iOS、Android、無料)を使うのが便利です。
ここからはAdobe Captureを使った例を紹介します。
手描きデータの場合は、下書きの鉛筆線をきれいに消して、写真に撮りましょう。アプリに写真を読み込んで、消しゴムやペンできれいにしましょう。きれいにしたら「書き出し形式」からSVGを選びましょう。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60142519/picture_pc_66e6d0e03617c6d5753d9eed65a5c462.png?width=1200)
これだけで元になるデータは(だいたい)完成です!
3.カッティングマシーンとレーザー加工機
用意したSVGデータを持って、VIVISTOPにお越しください。機械のオペレーション用PCでデータを開いて、素材をセットしてスタートボタンを押したらできあがりです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60512531/picture_pc_21e09355082447d29fc4bbdaa6a9adad.png?width=1200)
カッティングマシーンの素材はステッカーシート。レーザーカッターの素材はアクリルやMDF、木などが使えます。
詳しいデータの作り方や使える素材はこちらをご覧ください。
カッティングマシーン https://fabble.cc/vivistop-gakugei/ce6000-40plus
レーザーカッター https://fabble.cc/momoko-s/ohlaser-hajime-crew
4.3Dプリンター
SVGデータというのは平たい(2D)データなので、3Dプリンターで何か作るときは、立体的なデータにしなければいけません。
初心者におすすめのアプリケーションは「Tinkercad」。無料で、ブラウザで動くのでPCでもタブレットでも使えて、機能が制限されている分、初心者には分かりやすい!
新規デザインの画面を立ち上げたら、
![スクリーンショット 2021-09-05 16.09.01](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60513155/picture_pc_01140d4d0f7be44211e0863e5f925702.png?width=1200)
右上のインポートで用意したSVGデータを選択して読み込みます。
![スクリーンショット 2021-09-05 16.09.27](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60513191/picture_pc_d94c30e92d470846cac510a9516d47ba.png?width=1200)
読み込んだデータのサイズを調整したり、
![スクリーンショット 2021-09-05 16.09.59](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60513346/picture_pc_c3e8aa0099c8de9a5d061d728c1ea364.png?width=1200)
基本シェイプを組み合わせて、抜き型部分をつくったりします。
![スクリーンショット 2021-09-05 16.11.36](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60513377/picture_pc_0da92dcc9d4005098c336cfa2056dddf.png?width=1200)
できたらstl形式でエクスポートして、準備OK。あとは3Dプリンターのセッティングをしてプリントするだけです。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60516205/picture_pc_4c3cad8e272f9c68f780411840284ad2.png?width=1200)
詳しくはこちら https://fabble.cc/vivistop-gakugei/3dprinter
5.いつ、どこで、使えるの?
カッティングマシーンと3Dプリンターは、東京学芸大学キャンパス内のVIVISTOP学芸準備室、中央線高架下のナレッジルーム、両方にあります。
レーザー加工機はVIVISTOP学芸だけにあるので「VIVISTOP学芸オープンデー」にご参加ください。オープンデーの実施予定はnoteやinstagramで発信していますので、興味のある方はぜひフォローお願いします!