ストーリーって何?のシンプル論
ストーリーに悩んでいるそこの君!
ストーリーで悩む必要なんてないよ!
以前は、某シナリオ先生の言うとおり、「ストーリーは23通り」とか言ってましたが、私も個人でシナリオ分析しているので、今は持論があります。
それは、
ストーリーとは、登場人物が目的を持ってそれに対してどういうことをして最後にどうなるのかという変化のこと
です。
こんだけ。
悩む必要は、ない。
たいていの場合は主人公がどう変化するのか、
というのがストーリーです。
ファーストシーンとラストシーンの間に変化があれば良し。
新入社員が社長になるのも変化。
同級生が夫婦になるのも変化。
不良生徒が学校の先生になるのも変化。
医者が弁護士になるのも変化。
そういうことさえ抑えておければ、
まあ、ストーリーは描けるわ。
で、じゃあここに何を肉付けするのか、
ってことになるんだけど、
誰が、誰と出会って、何を得るのか、もしくは失うのか
ということを考える。
人間関係なんて、
家族(親子兄弟いとこおじおば)、
仲間(同級生チームメイト同僚生徒と教師などの知り合い)、
初対面(転校生、お隣さん、通りがかりの人、知り合いの知り合い)
の、どれかしかない。
悩む必要はないわけよ。
じゃあどこを悩むのか、といえば、
最初の「誰」よ。
どういう主人公にするのか。
これで面白いストーリーが決まってくる。
そこを徹底的に悩め。
もう少し付け足すと、
ストーリー=物語
です。
つまり、何を語ろうとするものなのか、
というのがストーリーということ。
それはつまり、
人が目的を持ってそれに対してどういうことをして最後にどうなるのかという変化
の中でも特に「何をするか」です。
シンプルに言えば、
ストーリーとは、誰が何をするかを語るもの
だと思っています。
※2021年5月6日のブログ記事を加筆修正しました。
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