【2022年2月28日締切】第34回フジテレビヤングシナリオ大賞の考察【締切まであと一ヶ月半】
2022年2月28日(月)23:59
●フジテレビヤングシナリオ大賞
枚数は50~60枚まで。
ウェブ応募のみ。
多くのアラフォーたちが焦燥感を抱きながら応募するコンクール。
その焦燥感の年齢層が年々下がってきているのも確か。
最近は10代20代と若い人が受賞している。
フジテレビ自体の業績悪化もあるなかで、
それでもヤンシナは他のコンクールの追随を許さない。
一次審査はとにかくネタの良さとファーストシーンです。
ある程度の執筆歴がある方なら、
技術(見せ方等)でファイナルに行くこともできます。
ヤンシナかテレ朝しか応募できないと思うのなら、
過去落選作品をヤンシナに出せば良い。
ヤンシナは審査員がとにかく若い。
なので私がいつも気をつけて言ってるのは、
25歳~30歳くらいの独身の男女を主人公にし、
審査員の共感を呼ぶような設定にして、
感情移入をしやすくすることを心がける。
です。
で、ヤンシナは毎年審査員が違うので、
こないだはこんな作品だったからこういう傾向だろう、
ということがなく、
毎年「これだ」という共通項が上記のような、
主人公設定くらいなもんです。
ただそれだって外れた作品が選出されています。
多いのは子どもや中高生を扱った作品。
子どもを描くと読みやすく、共感しやすいんです。
ただ、ステレオタイプに陥りがちなので、
(悩みの相場が決まっているため)
そこから抜け出すためにはちょっと大変。
でもあんまり奇をてらった作品は最近はウケが悪い。
ヤンシナはとにかく「わかりやすく共感しやすい」のがキーポイント。
なのでステレオタイプでもまあまあ戦えることもあります。
そういう意味では、
どんな人でも自称35歳以下であれば、
(実年齢は45歳くらいまでじゃないかな。知らんけど)
チャンスはある、ということ。
大賞作品は映像化。
そして今、地上波連ドラを書いている脚本家の多くが、
ヤンシナ出身という層の厚さ。
テレ朝審査員とヤンシナ審査員では平均年齢が20歳くらい違うと思う。
そこがヤンシナの最強たる所以。
焦燥感に駆られているアラフォー諸君は、
若い人に媚びへつらった作品を書くのだ!!
ということで、
ビビのシナリオ分析、
承っています!