【カナダワーホリ】 仕事探し編(超個人差あり)…#6
はじめに
こんにちは。
2024年7月にワーキングホリデービザでカナダに入国をした“だよ”です。日本でしていた仕事を退職して“カナダワーホリ”を始めた北海道札幌市出身の24歳です。今回は仕事探しの方法やオススメサイトを私の経験と一緒にご紹介します。非常に個人差があり、英語力や経歴によって変わるので参考程度でお願いします。
自己紹介・カナダに来た経緯はこちらに詳しく書いています。
https://note.com/vivid_panda200/n/n4b22b87aa363
実際仕事探しどう?
仕事探しは家探しに比べてかなり大変です。話を聞くと、2ヶ月経って見つかったという人や結局見つからずお金が尽きて帰国せざるを得なくなった。ということで特に厳しいようです。こちらがお金を払う家と比べて、お金をいただくことになる仕事探しはやはり厳しくなりますね。ワーホリ・留学生がよく働く飲食店は競争率が高く、1人の募集出したら30〜50人の応募が来ることもよくあるようです。
私の仕事探し
私は応募し始めて2週間程度(結構早い)で、飲食店のキッチンで採用をいただけました。仕事はとても忙しく大変で、私のキャパを完全にオーバーしていると思っていましたが、少しずつ慣れてきました。探し方はレジュメ(履歴書)をメールで片っ端から送りまくるという作業をしていました。メールで返信が来て面接→採用という流れでした。レジュメについてはこの後詳しく。
仕事の探し方と手順
どうやって仕事を探すのか
家と同じように自力で探します。カナダには、日本のハローワークにあたる『Service Canada Job Bank』というものがありますが、全くアテにならないようで、やはり自力で探すことになります。
探し方は以下の3つのどれかになります。
1.掲示板サイトに掲載されている求人を見て連絡
2.友達や知り合い経由で紹介してもらう
3.働きたい店に行って求人があるか聞いてレジュメを渡す(ドロップオフ)
どれも定番の方法ですが、3の探し方が特に多いと思います。私は、1のサイトのみを使って探していました。
その後はどの方法も基本同じで
面接→トライアル→採用という流れです。
トライアルって一体
初めて『トライアル』というワードが出てきました。解説します。短い時間実際に働いてもらって適性があるかをチェックするというものです。店は、即戦力を求めるので、ここでのパフォーマンスが重要です。私は面接後、トライアルを2カ所でしましたがしっかり落とされました。いい動きをしていたと思うのですが、倍率が高かったので仕方ありません。その後、採用された職場はトライアルがありませんでした。
面接までの手順
探し方を詳しく解説します。あくまで参考程度にお願いします。ポイントは、家探しと同じでとにかく数を打ってください。
1.掲示板サイトに掲載されている求人
条件を見て少しでもいいなと思ったら書いてある連絡先にメールやSMSを送る。送る時は、レジュメをPDFファイルで添付することをオススメします。ただ、掲示板から送る場合はファイルを添付できないことも多いので、ギガファイル便を使ってリンクを送りましょう。他にも店のホームページから送るということもしていました。これは、求人があるかわからないがとりあえず送ってみるというものです。
この方法は、メールでのやりとりに結構時間がかかります。すぐ仕事を見つけたい場合は、この後解説する3の方法が、いいようです。
2.友達や知り合い経由で紹介してもらう
書いてある通りで、紹介はやはり強いようです。細かいことはわかりません。
3.働きたい店に行って求人があるか聞いてレジュメを渡す
定番の方法です。お店に突撃して求人があるか確認をしてレジュメを渡す。その後、ひたすら連絡を待ちます。実際にお店に入るので雰囲気も軽く感じられますね。私は一度もやっていないので、Youtubeに載っていた方法を紹介します。店によって変わるのでうまいこと対応してください。
→店に入り求人あるか?
→マネージャーはいますか?
→サーバー(ホール)希望?キッチン希望?どっちでも?
→パートタイム?フルタイム?
などがあります。レジュメを受け取ってくれないことや渡しても連絡がないことも多くあるので、根気強くいきましょう。店にマネージャーがいたらすぐにその場で面接をしてくれることもあるようです。
サーバー・キッチンについて
『サーバー』は、日本でいうホールと思ってもらってOKです。カナダ以外の国もサーバーと呼ぶことが多いようです。日本の飲食店はホールもキッチンもみんなでやることも多いですよね。しかしカナダはサーバー・キッチンの完全分業がほとんどです。求人に必ずサーバー募集かキッチン募集かが書かれています。サーバーは接客をするので、最低でもコミュニケーションが取れるレベルの英語が必要です。しかし、キッチンは日系のお店の場合、英語が必要ない場合もあります。私はもちろんキッチンで日本語環境です。
実際どれくらい連絡がくるのか
レジュメを渡しても連絡がこないと始まりません。ネットの情報によると、10件あたり1件返ってくるかです。合計100件渡して採用されないこともあるようです。悲しいことにレジュメを渡したのに全く見られないこともあります。数人の求人に対して応募が多すぎるので仕方ないのでしょうか。根気強く渡していきましょう。
実際に使ったレジュメ
求人が多いということは、目立って見やすいレジュメを作る必要があります。私は『む🇨🇦』さんの記事を参考にして作りました。勝手ながらリンクを貼らせていただきます。
いろいろ見た上で自分のレジュメを作ってください。今回は、私の作り方を紹介します。まず、レジュメをご覧ください。
日本語版と英語版を作成
基本、英語だけでいいと思いますが、日系しか狙っていなかった私は日本語版を主に使っていました。日系企業のキッチン一点狙いなら結構オススメです。理由は後ほど。
日本語レジュメ
英語版レジュメ
ポイント
・勤務可能日と連絡先は見やすい上に配置
・英語力は書かない(カナダではできて当たり前)
・ビザの種類と期限は必ず(何ヶ月働けるか知りたい)
・スキルが仕事でどう活かせそうなのかを考えて
・顔写真・性別を入れない
年齢・性別・国籍・顔写真で決めることはカナダで差別にあたるようです。しかし、私は日系の店ばかりに送っていたので、年齢と国籍は入れていました。
見てもらうレジュメを作ろう
店は、求人をだすと大量のレジュメが送られてきます。全てのレジュメにしっかり目を通しているとは思わないので、必要な情報を簡潔に見やすく作るのを心がけましょう。先ほども書きましたが、日系企業のキッチン希望なら日本語版のレジュメを作るのも個人的にオススメです。みんな英語のレジュメなので、その中で日本語レジュメは結構目立つので読んでくれます。『ワーホリレジュメ』で検索するといろんな人のレジュメがでてくるので、参考にしながら自分なりに作ってください。送っていくうちに必要・不要な情報がわかってくるはずなので、とりあえず作ってみましょう。
オススメサイト
仕事探しで使えるオススメのサイトを紹介します。一部は家探しにも使えますよ。店に行ってレジュメを渡す(ドロップオフ)をしなかった私は、掲示板サイトをずっと見ていました。
いいなと思ったら必ずブックマーク
掲示板サイトに求人がたくさん転がっています。忘れないように必ずブックマークしましょう。もしクビなってもすぐ仕事探しができるように、いまでも数十個のサイトをブックマークしています。1日に0~10個の求人が出てくるので渡航前からサイトを見てブックマークしておくことをオススメします。
e-maple(日本語サイト)
トロントワーホリ勢はまずここに辿り着きます。家と同じようにトロントの求人情報が特に集まっています。私はこのサイトを使って仕事を見つけました。日系の求人がほとんどですが、アルファベットしか書いてないものもあります。やはり日本語サイトは使いやすいです。
jpcanada(日本語サイト)
主にバンクーバーの情報が多く載っているサイトです。バンクーバーの求人がほとんどですが、たまにトロントの求人もあります。こちらも日本語サイトなので使いやすいです。
ワーホリワールド(日本語サイト)
2024年8月9日にオープンした新しいサイトです。こちらにも情報があるので調べて見てください。
他のサイト(英語版)
私はそもそも英語環境を諦めていたので使っていません。他の人が使っているサイトを並べます。
・Indeed
・Job Bank
・kijiji
・Workopolis
メールで送ってもあまり返ってこないので、早く決めたい人はドロップオフの方がいいかもしれませんね。
お店の公式サイトやSNSに直接メッセージ
意外とオススメの方法です。求人がでていなくてもワンチャンで送ってみるのはアリかと思います。私はこの方法で面接までは辿り着けました(そこは結果落ちましたが)。
面接
レジュメを渡して連絡がきたら次は面接です。
いつでも出れると言おう
仕事が決まっていない間は、「いつでも出勤できます」とウソでもいいのでいうことをオススメします。いつでも出勤できる人は店としても都合がいいです。あとは、休み希望で調整しましょう。とりあえず決まってしまえば勝ちですから。
就労ビザ希望か
ワーホリの人は「就労ビザほしい?」とがよく聞かれると思います。どういうことかというと、ワーホリビザ終了後、社員としてさらに2年間働きたいか?ということです。つまりカナダで長く暮らせます。ある意味、懲役2年ですね。これについては正直に話したほうがいいです。就労ビザは一般的に6000ドル(約64万8000円、1カナダドル約108円)かかるといわれています。まあまあ大金のため、就労ビザを出したがらない店も多くあります。1年後帰るつもりだけど、やる気をみせて採用されたいがために「就労ビザがほしい」と話してしまうのは逆効果だったりします。日本に帰るつもりなら正直に「ワーホリのビザが切れる@月まで働こうと思っています」でいいです。
いつから始める
個人的には到着してから仕事探し
働く時、カナダに渡航してから作る銀行口座とSINナンバーが必要になります。私が銀行口座を作る時は予約制で3日間待たされました。仕事探しは、メールを送って翌日や2週間以上経ってから返信と店によってバラバラでした。カナダに到着してから銀行口座とSINナンバーを作ること考えると、渡航前にメールを送るのはあまりオススメできません。すぐ面接するパターンも多いので。実際、家が決まって入居してから仕事探しを始める人が多いということです。まあ多数派に合わせてもしょうがないので、早め早めに送って面接日を調整してもらうのもアリかもしれませんが。
冬は仕事が見つかりにくい?
よくSNSで話題になっています。私はトロントの冬を体験していないので、知り合いの話になります。実際、冬のカナダは観光客が少なく、地元民も外にあまり出ないようです。ということは、店がヒマになるので従業員を増やす必要がありません。これについて私の考えは、どうせ仕事探しは年中厳しいので、自分が行きたい時に行けばいいです。渡航時期を考え直すほどのことではないと思います。これ系のネットに上がっている情報はネガティブなものばかりです。「冬だけどすぐ仕事決まりました!」そんなことを上げる人あんまいないですよね。
とにかく数を打て
たくさんレジュメを渡しても面接までたどり着くのはよくて数件です。だったらもっと数を打ってください。少数精鋭で店を選ぶのは危険です。渡してから採用まで時間がかかることが多いので早め早めでいきましょう。
探してて思ったこと
日本に比べて探すのがキツすぎます。日本はハローワークに飛び込めばなんだかんだ仕事があります。ブラック企業など待遇が悪いこともよくあるようですが。カナダの仕事探しは数をとにかく打つことが重要です。私は何がなんでも!という気持ちがなかったので、これまでの話と矛盾しますが、少数精鋭でやっており、あまりメールを送っていませんでした。13件送って、6件面接、2件トライアル、1件のみ採用。トロントに着いて2週間で見つかったことを考えると運が良い方だと思います。まずは、街を歩いて店を見つけたらGoogleマップにメモしてレジュメを送りまくってください。見つからず本当に困ったら最高な日本に帰ればいいんです。私はそのメンタルでギリギリ生きています。
最後に
読んでいただきありがとうございます。私の経験が乏しくみなさんの参考になるかわかりませんが、書けることは書きました。参考になれば嬉しいです。週2程度の発信を目標としていますが、疲れてめんどくさくなったら、、、そういうことです。もし、気になること知りたいことがあればコメントください、わかる範囲でお答えします。返信速度はカメさんです🐢
次回予告
次回はトロントで少し怖い思いをしたことについて書くかもしれません。
また会いましょう。