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科学的 最高の休息術②

前回は本当に心身を休められる科学的な休息方法として、肉体的休息、精神的休息、人間関係的休息、感情的休息について触れました。今回はその続きです。
前回の記事はこちら!👇

5.社会的休息

・こちらは気心の知れた家族、友達、恋人などとの良好な関係を維持することで心を休める休息方法です。
・前回紹介した人間関係的休息と似ていますが、あちらが自分を認めてくれるグループ内で活動することがメインだとしたら、こちらは自分にとって大切だと思える人とより親密で長続きする関係を深めることをメインとしています。
・世の中にはギバー(与える人)、マッチャー(win-winな関係を好む人)、テイカー(搾取する人)の3タイプの人間がいます。マッチャーはともかくとして、テイカーが身近にいた場合、その人との交流は心身の疲労感がとても大きくなります。そして、一番良い関係を築いていけるのはギバー同士での交流です。自分も見返りを求めずに与え続けるギバーになることが前提ということですね。是非休日には見返りを求めずに、家事を率先して行ったり大切な人との時間を積極的に作るなどして、ギバー同士の関係構築ができるようにしてみましょう。
余談ですが、娘がいる男性の方は日常的に家事をしている姿を娘に見せることで、将来娘が誠実性の低い男性やDVをする傾向のある男性に引っかかりにくくなるという研究もあります。

6.感覚的休息

・聴覚、視覚などの感覚刺激を遠ざける活動のことを感覚的休息と言います。人の多い場所やがやがやと騒がしい場所にいると疲れるという方は多いんじゃないでしょうか?私もその一人で、例えば用事で渋谷に行った時なんかは少し居ただけでも身体のだるさや軽い頭痛を感じることがあります。
・この休息方法の代表的なものとして、スマホなどのデバイスの通知をオフにしたり、いっそ触れない時間を作ってデジタルデトックスをするという活動があります。特に仕事関係の通知を業務時間外に見ることはストレスの増加や生産性の低下に関わるので、仕事関係の連絡はこの時間以降は来ても見ないと決めるといいでしょう。
・またジャンクフードや加工食品ばかりの食生活になっているという方は、なるべく野菜やフルーツを多めに摂り、加工肉以外のものでタンパク質を摂るように心がけるというのも感覚的休息になります。特に野菜にはメンタルを整えてくれたり脳機能改善に役立ったりと、ここではとても書き切れないくらい莫大なメリットがあります。不足気味な方はまずは拳2個分の野菜を毎日食べることから始めてみると、今まで取れなかった疲れが嘘のように消えるかも知れませんよ。

7.創造的休息

・最後は創造的休息です。これはアートや自然美などの美しさに触れることで得られる休息です。
・皆さんの中にも、海や星空を見ると自分の存在や悩みがちっぽけなものに思えて気分が軽くなったという方や、美術館に行って目の前の芸術作品に圧倒され目を奪われたという方は多いと思います。そのような驚きの感覚や畏敬の念を感じられる体験が休息になるのです。
・実際に畏敬の念を感じると凝り固まった思考がほぐれ、視野が広くなったり、人が引き寄せられたりすることがわかっています。人工美でも自然美でもいいので、積極的に美には触れていきたいですね。スマホでアートの画像を見るだけでも効果が期待できるそうですよ。

まとめ

5月も後半になり、環境の変化からの疲れが出てきている人もいらっしゃると思います。是非前回と今回の記事を参考に、自分に合った休息方法をとって五月病を遠ざけましょう!ではまた👋

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