チームワークで職場をサポート!多職種連携の実践法
❶ 多職種で役立つ情報を提供しよう
私が考えているのは、多職種でチームを組み、職場で働く全員に役立つ知識や情報を提供することです。
例えば、「眠れない時の工夫」といった、日常生活にすぐ取り入れられる簡単なアドバイスを職員に届けることができます。
専門職が自分の専門性を発揮するのは、クライエントに対してだけでなく、自分が所属する組織に対しても可能だという考えです。
多職種のチームでは、それぞれの意見がぶつかり合ったり、考えが異なることもあります。
それでも、互いの専門性を尊重し合い、価値を高め合う関係を築くことが必要だと考えます。そうでなければ、その専門性を十分に発揮することは難しくなるからです。
完全な縦割りで完結することがあり得ない職種だからこそ、チームで互いを高め合いながら、その専門性を活かすことができると考えています。
単独で主張すると反感を招く恐れがありますが、このような機会を設けて切磋琢磨することが、理解し合える関係を築く第一歩になるのではないでしょうか。
❷ 専門職の役割を伝える
専門職の仕事内容は、意外と分かりづらいものです。
そのため、職場内で自分の知識やスキルを他の職員に伝える機会を増やすことが重要です。
たとえば、私は歯科衛生士として「歯みがきのついでに口周りの筋肉を鍛える方法」を提案したり、社会福祉士として「ストレングス視点」を紹介するなど、専門職ならではの知識を活かして、職場内での健康管理や生活支援に役立つ情報を共有することが大切だと感じています。
職場でお互いの専門職を理解し合い、協力して情報を活用することで、職場全体がより良い方向に進むのではないかと思います。
❸ 職員への情報提供と共有
掲示板を活用し、全職員が目にできる形で情報を共有することは、職員の福利厚生の一つとして、仕事や生活の中で実践的な知識を得られる環境を整えることができます。
例えば、掲示板に「眠れない時の工夫」や「ストレングス視点を活かしたコミュニケーション方法」など、職員が日常で役立つ情報を提供します。また、フィードバックを受け付け、それを職員全員で共有することで、より良い情報を提供できるようになります。さらに、実際に実践した話を職員に掲示板へ書いてもらい、交流や情報交換を進めることも大切です。
こうした情報の共有は、職員同士の信頼感を築き、職場の一体感を高める手助けとなり、職員の福利厚生にも貢献することができます。
実際に情報を活用した職員からの「ためになった」「早速やってみた」などの反応も貴重です。
これらの情報は職員の家族にも役立ち、家庭で実践することで、健康や生活の質の向上に繋がることができます。
まとめ
この活動を続けることで、職場内の交流が深まり、全体としてのパフォーマンス向上に繋がると考えます。
職員全員が情報を共有し、実践することで、より良い職場環境が作られ、組織全体の活力が高まると思います。
職場内の健康や生活支援に役立つ知識を掲示板を活用して定期的に提供することで、職員全員が自分の生活や仕事に活かせる情報を得ることができる環境を整えることが重要です。この活動を通じて、職場全体がより良い方向に進む一助となればと思います。
専門職の理解と協力を組織全体で共有し、資質の向上や貢献につながる活動ができることが、職員の家族やクライエントの利益につながるよう、これらの活動が一つの方法であると考えています。
私は多職種連携が実現し、職場全体が一層協力し合うことで、より良い環境を作り出せると信じています。
今回の記事が、その一助となればと思っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が目指しているのは孤立のない共生社会の実現です。