子どもが生まれてから
ずっと母親をしてきて
子どもの幸せと自立を願う子育て
そして、ひとりずつ自立して行く
子どもが小さい時
仕事に行く時子どもを置いて行く辛さ
子どもが熱を出していても人に預けて仕事に行く悲しみ
いま、子どもは私を置いて行くようになった
私は一人に慣れなくてはならない
子どもの自立が私の責任と役目だったはず
喜ばしいことなはず
でも、一人は寂しい
望んでいたはずの子どもの自立は
母親は喜ぶべきなのに
孤独で寂しい
お母さんもそうでしたか?
お母さんは死んでしまい
病気だったことも何も言わずに死んでしまいました
少し離れて見ていてくれたお母さん
「それでも来なさいよ。待ってるよ」と言っていた
父に絶縁されて、行けなくなった実家
でも、もう母親はいない
私はどんなことがあっても、
最後まで生きるので
それまで、もう少し待ってて
私もいま
母の日 ひとりになりました
母が亡くなってから8年経ちました。
毎日辛くて泣いてばかりいました。
母親が大きな大きな存在だと分かりました。母親が助けてくれなかったと恨んだりした時もありました。
それでも、大きな存在でした。
自分も母親になって、子どもが自立して、初めて母の気持ちが少し分かる年齢になりました。
無我夢中だった日々が、こうやって月日が経つと、あっという間に過ぎました。
母親の死が辛くて泣いてばかりいた時に出会った本です。
「母親というものは」葉祥明さんの書いた詩に慰められました。
母親を思う時、母としても読める本でした。良かったら読んでみてください。
今日、母の日にひとりのお母さんへ。