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群れる人々といるということを考察〜群れずに生きていけるのか〜

群れるとは、同じグループに入って一緒に行動し、お互いに協力することです。
共通の目的や価値観があるときに自然に起こります。
群れは、みんなで力を合わせて支え合う場所ですが、時には同調圧力や排除、競争などの問題が起こることもあります。

「群れる人々と一緒にいる」とは、次のような意味や影響があるかもしれません。

みんなと一緒にいると、孤独を感じにくく安心感が得られ、協力もしやすくなります

しかし、周りの意見に合わせすぎて、自分の考えが薄くなることもあります。

目立たないようにしたり、周りに合わせることが増えて、個性がなくなることもあります。
集団内では情報が活発に交換されるため、最新の話題を得やすいですが、噂や偏った情報に流されないよう注意が必要です。

また、長く一緒にいると、対立や問題が起こることもあります。
以下、私の考えをまとめてみました。


1.「群れる人々と一緒にいること」が良いかどうかは、自分の目的や価値観によるところが大きいけれどどう考えるか?

「群れる」という言葉にはネガティブなイメージがありますが、実際には集団力動、つまりグループダイナミクスが関わっています。この力自体は重要で、どんな「うねり」が生まれるかが大切だと考えています。

「群れる」ことには良い面悪い面があります。良い面では、アイデアが生まれ、協力でき、みんなで成長します。悪い面では、同調圧力や対立が起こり、考えが停滞することもあります。


2.単なる「群れ」ではなく、集団の持つ力をどう活かすか「良いうねり」とはどのようなものか?

人々の価値がそれぞれ際立ちながらも、融合することなく、個々が独自のままでありながら、大きな力を生み出す、または生み出そうと変化していくことが良いうねりだと思います。負の循環を生まず、相乗効果を生み出すことが重要です。

「個々が際立ちつつも、集団として力を生み出す動き」を「うねり」と考えるのは、理想的なグループダイナミクスだと思います。この「うねり」は、相乗効果を生み出し、負の循環を避けつつ、個々の価値が共鳴し合う関係を作ります。このような「うねり」が生まれると、単なる集団を超えたダイナミクスが発生し、新たな価値や可能性が開かれる気がします。


3.活動の中で、こうした「うねり」を感じたことはあるか?

群れている人々からは「うねり」を感じたことがありません。
閉鎖的で保守的な職場では全く感じませんでした。

しかし、ボランティアや大学では感じたことがあります。
ただ、大学では一人の人物がその「うねり」を壊してしまいました。
特定の人を排除するような言動があったからです。
福祉系の大学や医療職などの専門職でも似たようなことがあり、残念に思いました。
だから私は群れることが嫌いで、群れられません。

うねり」は常に良いものではなく、状況によっては簡単に壊されてしまうものでもあります。
特に、「群れ」と「うねり」の違いは大きいと感じます。

うねり」はポジティブな方向に作用すれば素晴らしいものだと思います。個々が際立ちながらも相互作用し、成長や変化を生むのは理想的な状態です。
けれど、それを崩す要素が一つでもあると、排除・同調圧力・分断へと変わる危険性がある。だからこそ、維持することがとても難しい


4,ボランティアで感じた「良いうねり」は、どんな瞬間に生まれたか?

全ての人が尊重され意見の対立があっても最善の方向へ進む瞬間です。
誰も他人を悪く言わず、活動に対して否定的な言葉も出ない。
ポジティブな言葉、態度、配慮、親しみやすさが自然にお互いにあります。


5.「うねり」を壊す人に遭遇したとき、どう対処しようと思うか?

距離を保ち、関わらないようにします
そして、同調圧力で離れていく人たちとも積極的に関わらないようにします
社会でこういったことが起きるのは当然とも思いますが群れられない自分が異質とされるのもおかしいと感じます。
自分に合った居心地の良い場所を見つけ群れなくても自分でいられることが大切です。


6.群れずに生きる中で、大事にしている価値観や指針はあるか?

群れることで弱さを隠すのは人間の特性ですが、他人を傷つけたり異質なものを強制したりするのは本来の人間の価値を低下させます
自分の価値を高め、負の状況に対しては第三者として働きかけることが重要です
群れから外れることもありますが、その際には必要な助けや改善を求めることも大切です。

「個々が尊重される場」 を大切にしつつ、「群れないことで異質と見なされること」 に対する違和感も持っている

特に、「人は弱いから群れるが、それが他者を傷つける道具になってはいけない」 群れることで守られる一方で、それが排除や搾取につながるのなら、それはむしろ人間としての価値を下げる行為。
だからこそ、「第三者の視点で伝えること」 を意識している


7.これから関わりたい「良いうねりを生む場」は、どんな場所や活動だと思うか?

「群れから排除された人と群れない人たちの集団」 つまり、群れから排除された人々や群れない人たちが集まる場所を作りたいです。
ここでは、当事者が最も力を持っており、弱者がいない環境を目指すことです


8.第三者の視点として、どんな形で「伝える」「働きかける」ことをしていきたいか?

広報や啓発活動を通じて、情報を発信していきます
そして、アウトリーチが重要だと思っています


9.「必要な助けや改善を求める」とは、それを求める相手や手段について、考えていることは?

状況に応じて、求める相手は異なります。
司法機関、法務局、警察、教育機関、行政、社会福祉協議会、民生委員、所属長や上級機関など、多様な場所に助けを求めることが考えられます。
また、個人的に改善を求める場合、その機関に応じた方法で行動します。
必要に応じて
代理人を立てる方法も考えられます。


これから関わりたい「良いうねりを生む場」として、例えば地域のコミュニティや福祉関連の活動、または教育の場など、個々の価値が尊重されつつ共に成長できる場所が考えられます。

そして、集団力を活かしながらも、異なる意見や視点を尊重し、協力し合う環境作りに貢献していくことが重要だと思います。


考察結果

『人は群れなくても生きていけるが、集団の力を活かすことで個々の価値を尊重し、成長を促進できる。群れることには利点もあるが、同調圧力や排除のリスクもあるため、個々の独自性を保ちつつ相互作用を大切にすることが重要だ。』


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私が目指しているのは孤立のない共生社会の実現です。


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