非現実に憧れる
自分が男子高校生だからか、自分の飽きっぽさが災いしてるのか、それとも気づかないうちに厨二病でも発症してしまったのかは分からないが時々なぜか非日常ってやつに強く憧れる時がある。
剣と魔法の世界ってやつでもいい、突然戦争に突入しててもいい、田舎で農作業してる自分でもいい、お化けと虫の世界は遠慮したいけど、今のこの現実と違うどこかへ行ってしまいたいって思う自分がいる。
いや、ローテーションとか淡々と続く毎日が苦手だから農家は無理かも。
別にその世界で活躍する自分なんてのを想像したことはない。
非日常に身を投じた挙句ヘマ打って死んだらそれは自分という人間がそれだけの人生だったのだと満足できると思う。
それでもこんな面白くもなんともない現実世界で社会と親によって敷かれたたレールの上を走り、他人から与えられた情報で構成されたを頼りに生きるような、そんな人生は気に入らない。
変わらない日常の中で、転落への恐怖や先が見えないという不安や分かり切った将来への諦観といった現実と向き合わなければならない毎日は嫌だ。
つまらなくたって良い。自分の命を自分で買うような世界ので、自分で生きているという実感と共に何か強烈な目的を持って命を散らしたい。
これは自分の命を軽く捉えている厨二病患者の戯言だろうか。