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J型の両親に挟まれたP型の苦労

両者ともに“ルールは絶対守るべき”という思考を共有しているからJ型同士は良い関係を築けそうだが、それには協力と妥協の2点を意識しておく必要がある。

一緒に暮らしてるのなら当たり前に思えるかもしれないが、当たり前のことだからこそできないと非常に面倒なことになるのだ。
そしてうちの両親はお互いそれをしなかったから面倒なことになった。

J型が一緒に生活する上でネックになるのがルールの存在。

法律や一般常識などある程度固定化されたルールが存在する環境であれば彼らはそれに従うから問題はないが、家の中はそうでは無い。
家の中の過ごし方に正解はなく、彼らは自分の方法で生活する。
それは家のルールだったかも知れないし、自分ルールかも知れない。
しかしそれが両者で共有された概念じゃないことだけは事実だ。

さぁどうしよう。
一般的な家庭は夫婦会議を開くのだろうが多分うちは開いてない。

母親は“家事は自分の仕事だから自分が正しい”と主張して譲らない。
親父は“自分が買った家だから家の中では自分が正しい”と譲らない。
合理性を無視してルールの話をするあたりがのJ型すぎる。

多分これがP型同士なら“自分は自分お前はお前のルールに従って生活し、必要ならその時決めればいい”みたいな感じになると思う。

とにかく我が家はちゃんとしたルールを決めなかった。
ルールが絶対で、そのルールを他人にも守らせようとする2人が特定のルール無いままに生活したらどうなるのか。
お互いに相手がルールを守ってないと感じて常にモヤモヤし、相手への注意•指摘という段階を挟んで日常的な夫婦喧嘩へと発展する。

問題はここから。別に両親が喧嘩してようが知ったことじゃない。だけど自分に来るのは話が違う。家のルールを統一しようと揉めてるからもう1人の住人である自分にも来ると思ってたけど俺に責任はないぞ。

自分も空気が悪いのは嫌だからルールを守る気はある。でも無理だろ。
母親と親父とで違うこと言ってくるんだから。
母親に味方すれば父親から睨まれ、親父に味方すれば母親と険悪に。と言ってP型らしくルールなんて知るかムーブをすれば完全に拗れる。

最近は母親が立ち去ったら親父が来る前に親父のルールに合うように調整し、親父が使い終わったら母親のルールに合うように調整、自分が使った後は次に来る親に集中して来る前にそっちのルールに合わせるなんてことをしている。
自分は召使いにでも転職したんじゃないかと錯覚しそうだ。

家のルールなんて“火事を起こすな”“物を壊すな”くらいで良いと思ってる程度には細かいルールの意識や習慣的な行動を苦手とする自分がなぜそこまで気を使わされなきゃならないのか。

人が決めたルールに従い、人のために行動するとか16性格タイプ的にもエニアグラム的にも自分じゃなさすぎてこっちもストレスな件。