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常に見られていると感じる

自意識過剰なのはわかっているけど、自分は常に誰かが自分を見ていると思っているし、常に誰かが自分に話しかけていると思っている。

原因は多分自分の秘密主義だと思う。
嘘には証言を、見栄には証拠を、嘘さえつかなきゃ騙された方が悪いを支持する自分は秘密が相当多い。
帳尻さえ合わせればいいと思ってるからそういうことに抵抗が無いのもある。

自分の秘密を知る人は非常に少ない。秘密の多くを自分1人で握りつぶしてるし、世界で3人しか知らない秘密を合わせれば全体の9割を占めるだろう。
周囲の人間を騙して生きているという事実もそうだし、自分の“素顔”だって知られるわけにはいかない。自分の過去にも探られたら痛いところは結構ある。

絶対に知られてはならない秘密。絶対に漏らしてないはずの秘密。
だけど“絶対”を信じていない自分はそのことを信じきれない。だから周囲を探り続けるし、周囲の会話に自分の秘密に繋がる何かが無いかと気を配り続ける。

いつものことだけど今回も自分を苦しめてるのは自分らしい。

自分の秘密に気づいた人がいればそれ以上探られないように多少怪しくても傷が浅いうちに排除しなければいけない。深く探られなければ本人には怪しまれても確証がないからそれが周囲にまで広まることはない。
気がかりな挙動をする人がいればその時点で排除する。
気になる会話があれば加わってどの程度知ってるのかを確認し、“修正”できそうなら修正、ダメそうならその場は誤魔化してこれもまた排除する。

そんなことをしてるうちに自分の方が観察されているんじゃ無いか、本当はみんな自分のことに気づいてて噂をしてるんじゃ無いかという疑心暗鬼に陥った。
その結果が最初のアレである。

ちなみにこれが発達しすぎると、防犯カメラの向こうにいる人の視線を感じられる様な気がし始める。(確かめたことないけど多分気のせい)

まぁ単純に自己顕示欲や自意識が高すぎるってのもあると思うけど。