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自分の事は棚に上げろ
後輩を指導する際、
分かっていても出来ていない事が多く、
なかなか言葉にすることが出来ませんでした。
自分が叱られる時も
『この人だって出来てない癖に』
と、若干むくれている部分があったのです。
なぜ言わないのか、
と上司に問われた際、
自分の不甲斐なさを伝えると、
『お前が完璧だなんて誰も思っていない。
むしろそんな奴はこの世にいない。
出来てないからって黙ってたら、
いつまでたっても誰も成長しない。
完璧じゃないと言ったらダメなのであれば、
俺にだって何も言われへんようになる。
自分の事は棚に上げて、
痛い思いしながら口にしろ。
それで自分の事も一緒に思い知れ!!』
目が覚めるような思いでした。
自分を指導してくれる人は、
こんなに強い気持ちで教育してくれていたのかと。
自分が育ててもらう立場だった時、
どれだけ恵まれていたのかを知りました。
そして、今までどうやって指導を受けていたんだろうと、
必死で思い出す日々に突入しました。
先輩や上司だけでなく、
両親の指導も思い出しました。
自分の置かれた立場というのは、
なってみないと分からない。
「言いたくて言ってるんじゃない!」
何度となく耳にした言葉ですが、
その時になって物凄く突き刺さりました。
自分の浅はかさを知り、
それまでは小説しか読まなかったのに、
ビジネス系や自己啓発本に
どっぷり浸かるようになりました。
相手の立場を思うこと。
相手が未来に目指していることを知った上で、
いいことも
そうでないことも伝えること。
そして、伝えないことも。
色んな方面から聞き、読み、
未だにそうかと突き刺さりますね。
伝えるときには自分ベクトルでは無い、
ということを忘れないようにして
進んでいきたいと思います。
旅する一級建築士
思考ビジュアライザー
柴田みき
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