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残念すぎる、お父さんからのクリスマスプレゼント。

こんにちは、ビバです。
私は小学生のとき、なんかちょっとすごく残念なクリスマスプレゼントをもらったことがあります。ほんと忘れられません。

今でもクリスマスが来るたびに思い出してしまうので、今日はそのお話をしようと思います。

なんにもできない父親

私の父親は何もできません。(ひどい子供)

たぶん頭はよくない。
仕事もできない。リストラされたし。
家事も全然できない。する気もない。
電子機器は苦手だし、DIYも苦手。
車の運転もできない。旅行も興味ない。
父親としての威厳もゼロでした。

そして、競馬が大好き。
つまり、日曜日は競馬中継にかじりついて、なにもしてくれませんでした。

そんな感じなので、クリスマスだろう夏休みだろうとGWだろうと、特別なことは一切なく、いつだって私の家庭は平常運転でした。

クリスマスにお父さんが動いた!

しかし、ある年のクリスマス、父親からプレゼントがありました!

朝起きると、枕元に靴下が。

「おお!クリスマスの定番イベント発動!」
「ん?でも、なんで私の靴下?」

触ってみたらかすかに音がしたので、恐る恐る中を見てみたら、1000円札が1枚入ってました。

…………。

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うん、言いたいことはたくさんあります。

まず、私の靴下使わないで。
寝起きで、顔の近くに自分の靴下て。
紙幣をそのまま入れるのもセンスないし。
(醸し出される、お父さんのやけくそ感)

プレゼントって、貰って嬉しいはずなのに、なんだかとても残念でした。

それ以来、お父さんからのクリスマスプレゼントは、もういらないやって諦めることができました笑。

そして、クリスマスプレゼント破壊へ

そんな何もできない父親がいる家庭でも、お母さんは毎年プレゼントをくれました。
きっと私達の欲しいものとか予算とか色々考えて、父親の力は借りずに(むしろいらん)、一人で買ったんだろうなと思います。

ある年には、「おぉ~、プレゼント貰えてよかったな」と他人事のように微笑む父親が、軽快に踏み出したその脚で、クリスマスプレゼントを破壊したこともありました(子供号泣)

そんな思い出しかありません。

世の中、テレビのCMみたいに幸せで暖かいクリスマスを過ごせるわけではない、と子供ながらに深く実感し、今日も強く生きています。

皆さんは、幸せなクリスマスを過ごせますように。

メリークリスマス☆★


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