苦しくて辛くて逃げたかった営業時代
営業はずっと動き続けないといけないから辛いし大変。
数字が取れても、また来月、来年も数字を求められる。
このプレッシャーをずっと抱き続けないといけないのか。
無理だ。求められたくない。
楽しいことなど1つもなかった。
営業を始めた理由は経営者になるには営業力が必要、まずは営業から、そう聞いていたからだ。
でも全然ダメだった。
思うように売れないし、嬉しくないし、話してて楽しめない。
それにお客さんが本当に欲しているのかも分かってない、なんで買ってくれたのか、そう思ってしまうほど。
辞めたくても周りから期待されると無視できず、頑張ろうと思ってしまうが、心は悲鳴を上げていた。
周りの期待に応えようと数字を出すが、喜びは得られず、称賛されようが、実感は持てず。家族に報告するも嬉しさはない。
小さい時からまともな友だちなんていなかったのに、お客様とコミュニケーションを取れるわけがない。
自分に必要だったのは、コミュニケーションスキルや営業ノウハウではなく人格を磨くことだった。
それなのにいつまでもスキルや物質的な幸福感を求め続け、疲弊していき、疲れ果てました。
何のために独立をしたのだろう。
本来の自分を取り戻すために独立したのではないか。
何も変わってない。
むしろ余計に分からなくなった。
もう考えるのにも疲れた。
でも仕事はしないといけない。
地元には仕事がない。
東京に残ってこれからどう生きるかゆっくり考えよう。
そこから僅かな興味と経験を活かせるフリーランスのキャリア支援、独立相談の商売をはじめた。
これも最初は営業が必要だ。
でも営業はいやだ。
人と話すのは疲れるから、要件だけ聞いて終わらせよう。
そんな気持ちがあった。
ずっと晴れないモヤモヤ感。
何とかやっていた。
ただ、少しずつ心が軽くなっている感覚は掴んでた。
自分の進んでいる道は間違いではない。
自分の選択は合っている。
この少しの感覚が大事だったのだと今気づく。
少しの積み重ねが大きなものになっている確信がある。
営業はやり方さえ実践すれば数字は取れる。
ただ楽しいかどうかは別だ。楽しさは求めていないが、不安とプレッシャーだけの中ではやりたくない。
人格を磨かないとまた苦しい思いをしていた。
だからフリーランスJAPANではやり方はもちろん伝えるが、人格を磨くことを最優先している。
そんな悩みがるなら、一緒に人格を磨いていきませんか。
特に営業のやり方を知っている人なら気付くのは早い。
あの時こうすればよかったと思っているはずだから。