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仕事への志が芽生えたキッカケ
今回は、なぜ私が今の仕事をしているのか、志を考え始めたキッカケをお伝えさせてください。
・キッカケ
「フリーランスは自由で、収入が上がるし、特にエンジニアにはメリットしかない!」
私はそう思って、キャリア相談でプログラマーやシステムエンジニア、Web関係の方たちに伝えてきたが違った。
フリーランスになれば年収1000万以上は簡単、在宅の快適な環境で仕事ができて、通勤時間も残業もない、伸び伸びと仕事ができるはずなのに、幸福と結びつかない現実がありました。
フリーランス支援させていただいた人たちの約4割が、人間関係のトラブルや激務により心身が病んで、業界から離れていました。
まだまだブラック色が強いのです。
しかし、ネット広告やSNSではフリーランスは自由で稼げる、最高!などメリットばかり見せて、人を集めている。
これに違和感を覚えました。
ITは成長産業。
その反面、辛く苦しい気持ちを、孤独に抱えながら働いている人も多い。
この事実を知ってほしい
独立後のキャリアにもっと寄り添えれば
本当は自分が支えになれたのでは
心から思いました。
収入アップ、リモート、残業なしなど、良い条件は手に入る。
でも、幸福には直結しない。
苦悩や辛さを分かってくれる人が必要。
信じてくれる人が必要。
だから、そんな人に自分がなろうと決めました。
ただ、苦悩や辛さを抱いていても、収入アップなど好条件が揃えば、幸福な人生が手に入ると勘違いしてしまう。
好条件で仕事を獲得できたとしても、苦悩や辛さに共感してくれる人がいないと、不幸感や孤独感に苦しむ。
そんな気持ちに寄り添い、苦悩や辛さに共感できるフリーランスエージェントになろうという志が芽生えました。
・フリーランスエージェント会社Tとの縁
私が専属契約しているT社の教育環境が、志、使命感を育んでくれました。
20歳で外務省に入り、営業で全国1位を獲ったり、海外に行ったり、ハイブランドを身に付けたり、好きなものは手に入れた。
でも、心はまったく喜んでいなかった。
31歳で起業。初年度から1000万以上を売上げるも、人間関係がうまくいかず黒字経営のまま事業を譲渡。積み上げてきたものが全てなくなり人生どん底状態。
この時出会ったのが今の会社。
革新的な働き方を打ち出し続け、経営の根底には商人道の考え方、三法よし(自分よし・相手よし・世間よし)が存在。
ベンチャー企業で100億近くの売上、アジア急成長企業にも選出、フリーランス稼働継続率は脅威の97%。
何よりも人に恵まれた。
・家族、仲間の支え
自分の心が育むまで見守ってくれた家族や仲間にとても感謝している。
見捨てずにずっと見守ってくれたこと。
諦めず寄り添ってくれたこと。
姉です↓
「毎日が楽しい」
自分が元気で楽しい姿を見せることが親への恩返しにもなる。
自分の楽しいエネルギーを人や社会に分け与えることができるのではないか。
そう感じ始めました。
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誰かの喜びが自分の喜びになると、初めて感じた瞬間でした。
ここからエージェントとしての志が湧き上がってきた。
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・脱西洋文化〜日本を考える
今の日本を見たとき、自由で豊かな国かというと、そうとは思えない。
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日本的とはなにか。
本来の日本とはなにか。
日本人らしさとは。
それが全て抜け落ちてしまっている。
日本は欧米の背中を追い続けるのではなく、本来の姿を取り戻すことが必要だと考えている。
落合陽一
三島由紀夫
萩原朔太郎
先﨑彰容
明治維新以降、日本は西洋を追いかけてきた。
本来の自分たちの姿を振り捨ててきた。
日本は一切のものを喪失した。
夢のない、若い人たちにとってしんどい社会を作ってしまった。
先人たちはそう語っている。
近代の日本はほぼ西洋文化。
本来の日本文化はどれかが分からなくなっている。
日本がそのような状態であれば、日本人も同じ状態になる。
愛、幸せ、家庭、休日、仕事、人間関係、食事、日本の生活すべてにおいて、日本人は西洋文化の中で生きている。
しかし、我々は東洋人であり、東洋文化の元で生きてきた。
西洋文化が合わない部分もあるのは当然だ。
日本のストレスとは、西洋文化と東洋文化の歪みから生じるものだと考えている。
本来の日本らしさは何か。
答えは地方にある。
地方には日本の自然が残っており、
この自然に触れることで日本人であることに気付かせてくれる。
テクノロジーの発展で便利な世の中になった。
このテクノロジーを日本ならどう活かすか、日本らしい活かし方は何か。
そのような日本の将来を日本人みんなで考えていけたら、本当の姿を取り戻せる。
そう信じている。
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