価格転嫁が起こらない←低賃金←低生産性 という分析に足りないもの
生産性の高いとされる国では
価格転嫁が出来ている。
ならば生産性を上げれば良い。
としたくなるがそれでは解決しない。
現に生産性が課題であることは、20年以上前から
言われているが解決していない。
というのも例えば
「価格転嫁が起きない原因→低賃金
であるとして、ならばと最低賃金を引き上げれば良い。」
とすると実は、そう上手くいかないのだ。
何故ならば低賃金の原因である低生産性が原因としてもう一歩先にあって
それをこれでは無視している構図です。不具合のおおもとがダダ漏れのままとなります。
(具体的になにが起こるかといえば無理やり賃金上げた分以上にインフレが襲い得しない。)
早すぎる地点で原因の終点とみなすとところが問題だったというわけです。
低生産性にも原因が存在します。
したがって、生産性を上げれば良いという結論でもまだ雑だということです。
要するに
価格転嫁が起こらない原因→低賃金
低賃金の原因→低生産性
低生産性の原因→○○○
○○○の原因→△△△
…
○○○や△△△などが分析から欠けているのです。
原因の原因の原因の…といったように
一般的に原因とされていることよりもう一歩掘り下げていくと
より粗さの少ない新しい見解に出会うはずです。
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