ビジネススクール研修を終えて
5カ月間のビジネススクール研修に参加した4名の店長に研修を振り返ってお話を聞きました。
◆今回参加したメンバー◆(五十音順)
・小野 恒(手打ち蕎麦たむら 東日本橋店 店長)
・河合 省吾(山形山 月島店 店長)
・長谷川 拓哉(魚釜 日本橋横山町店 店長)
・道上 貴仁(日本焼肉党 浅草橋西口店 店長)
研修で策定した「中期経営計画」の中で、10年後の未来像として、『やりたい』をカタチにできる会社!バイタリティ47都道府県出店!と掲げられていました。参加された方がどんな気持ちで研修に臨んでいたか見ていきましょう。
Q1.中期経営計画を立てていくときに、一番大変だったことは何ですか?
小野さん:会社のビジョン、事業ドメイン、理念が一致するところに計画を立てて行くこと
河合さん:会社全体でのビジョンの統一が難しく、数字メインの計画になってしまうこと
長谷川さん:店舗だけでなく会社全体を考えること
道上さん:会社規模のビジョンを考えること
Q2.中期経営計画を立てていくときに、一番力を入れたのはどこですか?
小野さん:研修の中の10年後の未来像の言葉(『やりたい』をカタチにできる会社!バイタリティ47都道府県出店!)に力を入れた。
河合さん:SWOT分析で自分達の強みと弱みを明確にして、勝てるシナリオを作り上げること
長谷川さん:ワクワクするようなビジョン
道上さん:SWOT分析、勝つためのシナリオ作り
Q3.研修で取り組んだことから学んだことはどんなことですか?
小野さん:企業理念を浸透させることがいかに重要なことか改めて感じられたこと
河合さん:数字の分析からの戦略の構築が学びになった
長谷川さん:ビジョンを達成するために今何をするべきなのかを考えるようになった
道上さん:抽象的なことを5W2Hで具体的にすることと、財務の知識
Q4.研修を受けて、考えや気持ちがどのように変化しましたか?
小野さん:理念を会社全体で共有して、いかに全員が同じ方向を向けるかが大切だと感じてます。
河合さん:社内でのコミュニケーションをより活発に行い、会社全体で高みを目指していきたい
長谷川さん:自分のやりたいと思えるようなことが見つかった
道上さん:1人1人が店舗規模ではなく、会社規模で物事を考えていくことで会社の未来は明るくなる
Q5.研修を終え、10年後の未来像「『やりたい』をカタチにできる会社!バイタリティ47都道府県出店!売上高:50億」をつくっていくために、これから店舗運営や店舗外でどのような行動をしていきますか?
小野さん:アルバイト含め社員全員が同じ理念の元、同じ方向を向きバイタリティ全力で行動していき、メニュー開発やサービスのレベルを上げていく。また、バイタリティで働く別の店舗の方ともかかわりを持っていく。
河合さん:全社員に理念を浸透させる。
そのために理念塾(現在行っている社内勉強会)を活性化し、皆が常に学び、成長できる体制を作る。個店での取り組みだけでなく、人と街の繁栄のため、ドミナントを強く活かした店舗運営を行う。
長谷川さん:実現するために一番大切なことは、理念の浸透。
BBQや、誕生日会など縦・横のつながりをつくる場をもっとつくっていきたい。
道上さん:一人一人がやりがいを持って、続けていてよかったと思える会社にしていきたい。そのためには理念の浸透が必須。会社のビジョンや理念をともに働く仲間に伝えていく。
できるだけ理念塾に参加してほかの店舗の社員さんとも話す機会を増やす。まずは自分が理念行動をすることで、仲間に良い影響を与え、バイタリティ溢れる人財育成をしていく。