【その他カテゴリー】大会切り抜き動画
今回は大会配信とは関係ない配信の切り抜き動画について解説します。スマブラの競技シーンでは進んでいる文化で有志で切り抜きを行っている方もいるかと思います。スプラ界隈でもやってくれる方が出てくるとよいのですが…
私は普段AREA CUP(エリア杯)の配信とカメラマンをしているものです。
詳しい実績などは以前の記事に書いておりますので良かったらご覧ください。
スプラ界隈でのスタイル
なぜかスプラ界隈での切り抜き動画は縦型の動画が主流です。大会によってまちまちですが、「2本先取や3本先取丸々切り抜くスタイル」と「好プレイを切り抜くスタイル」の2つあります。後者は切り抜く場所のセンスが問われるため私は若干苦手意識があります。
各大会のレイアウト
エリア杯系列
こちらは「2本先取や3本先取丸々切り抜くスタイル」の切り抜き動画です。特徴としてメモリープレイヤーを活用した俯瞰視点もつけたものであるため、運営が直々に出す切り抜き動画だからこそですね。
本来は主催が動画編集できるため切り抜き動画の担当をしていますが、リアルの仕事でなかなか動画の更新がありませんね。
リプロ系列
こちらは「好プレイを切り抜くスタイル」のショート動画です。リプロには切り抜き動画を担当している人が何人か在籍しているようなので、割とコンスタントに更新が行われている印象があります。
特徴としてキャッチコピーがあることと、プレイ画面を大きく表示させるための工夫がされていることです。キャッチコピーは後述します。プレイ画面を大きく表示させるための工夫はプレイ画面の左右を画面外に見切れさせて一番重要な真ん中付近を大きく表示させるといものです。エリア杯系列のようにプレイ画面をショート動画の横幅と合わせてしまうとプレイ画面がかなり小さくなってしまいます。当たり前ですが、スプラトゥーンは必ず画面中央でキルが行われますのでこのような手法をとっても違和感なくプレイ画面を表示させられます。
またエリア杯系列とは違い俯瞰視点は入れなかったりして、制作過程を極力減らしているのが伺えます。複数の編集者ががいながらも誰が編集してもクオリティーが変わりづらいフォーマットにしていると思われます。
動画に対するキャッチコピー
エリア杯では動画のサムネイルに関して議論がありました。「エリア杯らしくキャッチコピーがないスタイリッシュなサムネイル」と「キャッチコピーがある再生数が回りやすいサムネイル」の2つです。結果としてエリア杯は前者を採用しました。理由は「エリア杯のブランディングの担保」と「キャッチコピーを考える手間の省略」です。テキストはサムネとして映える反面、デザインとしては損なうという考えがあります。
エリア杯ではそうでしたが、リプロではキャッチコピーをショート動画内に配置しているためこれは大会のコンセプトや雰囲気の違いによるものです。
まとめ
大会切り抜き動画について解説していきました。冒頭で言った通りスプラ界隈では切り抜き文化が発展していませんので、やってくれる方が出て来てくれるとスプラ界隈での観戦文化の促進やスター選手が出てきやすい環境の形成ができると思います。是非スプラの競技シーンが好きな方やってみませんか?
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