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【配信画面カテゴリー】チーム紹介


今回のテーマは「チーム紹介」です。最近の運営のトレンドとして「選手にフィーチャーする」というのがあるので、最近はチーム紹介が凝ったものが出てきたように思います。

私は普段AREA CUP(エリア杯)の配信とカメラマンをしているものです。
詳しい実績などは以前の記事に書いておりますので良かったらご覧ください。

画面構成

STSのチーム紹介(この記事のために作った)

私が作る際は

・チーム名
・プレイヤー名×4
・プレイヤーのX(Twitter)のユーザーID×4
・プレイヤーのXP×4
・プレイヤーの得意ブキ× 3×4人

が基本構成です。

チーム紹介の使い所

配信卓のマッチアップが確定してから実況解説に次の試合が確定したことを伝え、「αチーム紹介」→「βチーム紹介」→(ステージが確定してから)「試合画面」の順で表示していきます。

いろんな大会の画面レイアウト

エリア杯系列、STS

チーム文化を復古させる前からのレイアウト

INK WAVEが始まる前から存在するチーム紹介、この画面の制御はエンジニアの方から提供されたツールで行っています。ですから、チーム名を選択すれば即時全ての情報が書き換わるようになっています。スプラトゥーンのアップデートが入るたびに新ブキのアイコン画像を入れるなどの作業をしないといけないので、使いこなすのに知識がいります。

リプロ系列

チーム文化の促進を狙った大会のレイアウト

参照したレイアウトは「INK WAVE」。何と言っても情報量がすごく多く、見ごたえがあり少し興奮します。チームロゴの作成を推奨する大会であり、ロゴがあるだけでとても昨今のeスポーツらしさがあります。おそらくツール等は使っておらず、事前にスタッフが手打ちして作られたものと思われます。事前に観戦する試合が決まっているやり方を取っているからこそできる情報量だと思います。

得意ブキ

紹介ブキに表示されるブキはエントリーの際にGoogleフォームで回答してもらったものをもとに表示しています。エリア杯ではブキは3つ以内で答えるようになっていますので、1つや2つの場合でも表示にバグが起きないようにプログラム上の工夫をしています。

レンジ×ロールシステム

INK WAVEではレンジ×ロールシステムを採用しています。これはINK WAVEが開催されるにあたって開発されたシステムです。主に視聴者に対してより観戦が楽しくなるように、スプラにおけるポジションの説明を体系化したものです。レンジ×ロールシステムについては私が説明するよりも、運営様のXをみていただいたほうが良いかと思いますのでこちらでどうぞ。

またリプロはこのシステムを他の運営が使えるようにスライドが配布されているようですので、使ってみるのも良いと思います。

ダークバージョンも

チームの特徴を表す

INK WAVEではチャートという欄があり、「打開・抑え・ライン管理・ゲームスピード・爆発力・塗り」の6項目で評価し、6角形の図にして表示されています。リプロには解説者が常駐しているため、きっとチャートやチームに対するコメントの監修が行われていると思われます。

まとめ

チーム紹介は事前の準備に手間がかかるもので、本気でやろうと思うと多くの人の力を借りないとできないものだと思います。競技シーンでプレイヤーに注目が集まってほしいとも思えるなら作ってみることをおすすめします。

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