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【vs会社🔥】会社を壊すダメ目標に立ち向かえ①
チームが、会社が成長していないなと感じたら、ぜひ見直していただきたいのが『目標』です。ひょっとしたら、あなたのチームをこれをやっているかもしれません。
こんにちは。会社を経営しつつ、社内/社外にコーチングを行っています。今回はコーチングを少し離れ、私の社内改革ノートとして記録し、シリーズとして共有します。
会社をダメにする目標
私が社長として赴任した時、社員は迷走していました。
会社の目標設定はかなりまずい状態でした。
目標がその機能を果たしていなかったのです。
ダメ目標が何を引き起こすのか?
まずはその問題点を見つめていきます。
ダメ目標①社員全員の目標が『売り上げ』
赴任してすぐ、私は現状把握に徹しました。
まず口出しせず、会社組織がどう機能しているのか?どうデザインされているのか?を知ることに集中しました。これに半年をかけることを決めていました。
しばらくしてボーナスの時期が迫り、社員の査定をすることになりました。
口出ししないことを決めていますので、まず前任者のやり方を調べました。前任者の査定条件は、おおまかに以下の通りでした。
▼従来の査定条件
会社の売上高で全社員のボーナスを決める。
ボーナスは毎月の給料を基本に配分される。
毎月の給料は経営者が一方的に決めた非公開の社員ランクで計算される。
「これはダメだ」とすぐに思いました。私の会社は製造業ですから、営業部門の他に、製造、品質、購買、管理、総務…いろいろな部門があります。それなのに、皆の目標は『売り上げ』なのです。
ーーー総務が、製造が、売り上げにどうやって関与するんだ?
製造がものを売り歩くのか?ーーー
こうなっている理由は簡単でした。それは、経営者がそれしか知らなかった為です。前任者の前職は営業でした。そして、前任者のいた会社も同じ目標で経営されていました。
▼問題
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社内では営業がふんぞり帰り、営業以外の部署は死んだ目をした組織になっていました。
それはそうです。売上以外は評価されないのですから。
次回、ダメ目標②へ続く